2018年12月9日日曜日

コンクールの審査とレッスン見学会の開催

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こんにちは。IKUKOです。
早いもので師走の月になってしまいました。
今年一年を顧みる時期だということですね。

私は相変わらず忙しい一年間でした。11月末~12月初めまで秋季のピークでした。11月23日は、栃木県ピアノコンクール本選100名の審査、24~25日はブルグミュラーコンクール東北ファイナルで312名の審査をしてきました。そして12月1日はレッスン見学と続いたのです。全て無事に終了しほっとしている所ですが、この3件の感想をまとめてみようと思います。

コンクールは2つともファイナルでしたので、完成された演奏を聴くことができました。年々レベルが上がっていることを実感すると共に、日本中どこへ行って熱心な指導者と学んでいる親子がおられることを痛感しました。まずテクニックのおろそかな人が少ないこと。それが反映して演奏が安定していること。そしてピアノを通して自分の個性をパフォーマンスすることが自然になってきていることを感じました。ピアノが年齢を問わず、生涯学習の一つに位置付いているのだなぁと思いました。大変嬉しいことです。


幼い子にとっては学び始めたばかりですので、基礎的なことの習得時期です。小学校高学年頃になりますと本人の好みもしっかりしてきて、自分でアピールすることができる作品を選ぶことができるようになります。

「好きこそものの上手なれ」ということでしょうか…実に自然体で表現している演奏が多くなります。中高生になりますと難曲にチャレンジしたいと意欲が生まれます。難曲に取り組んでいる自分が好きなのです。そして大学生になると、自分の実力に見合った作品を学ぶことに落ち着いてきます。一般の方は仕事の合間に時間を作り、ピアノを弾けることに喜びを感じてその時間を大切にしています。そして仕上がっていく喜びを誰かに聞いてほしいという思いを届けてくれます。

人は誰しも自分の成果を認めてほしい、誉めてほしいという気持ちを持っています。そしてそれは自然の行為です。誉めてもらえると嬉しいし、次へのステップへ繋げるためのやる気が生まれます。大人も子どもも同じですね。誉められることに慣れている人は、注意されても素直に聞き入れます。しかし常に注意ばかりされている人は、人の話を聞こうとしません。努力もしません。素直に成長できるようにお互いに、良い所を認め合う環境を作りましょう。


①写真  栃木県ピアノコンクールの審査員の皆様  



②ブルコンの審査員の皆様


12月1日は4回めのレッスン見学でした。宮城、群馬、東京、栃木県から6名の指導者の皆さんがご参加下さいました。遠方からのご参加に感謝申し上げます。
今回は小1年・2年・5年生の3名のレッスンを見学して頂きました。バスティンメソードのパーティーDの総仕上げ、ブルグミュラーとベーシックス版テクニック、バッハインベンションとシンフォニアという内容でした。レッスン終了時にそれぞれ拍手を頂き、生徒もうろたえながらも嬉しかったと思います。緊張とプレッシャーも吹っ飛んだのではないかしら…^o^


ディスカッションでは、生徒一人ひとりのテキストの選び方、主教材と併用教材の組み合わせ方、保護者との接し方など、参加者の皆さんの日頃の悩みにまで話が弾みあっという間の90分でした。楽しくも充実した時を過ごせたと思います。有り難うございました。

参加者の皆さんと  お一人お帰りになってしまいました(>_<)


IKUKOでした。
それでは。また。
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