2017年1月29日日曜日

どうやって取り組めば??

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 時が経つのは早いもので、もう新年が明けて1ケ月が過ぎようとしています。

 お待たせしました。前回(こちら)の続きを綴りたいと思います。コンクールに挑戦するメリットのお話でした。このコーナーは初めてコンクールを受けようか迷っている生徒さんの保護者の方に読んで頂きたいと思っています。そして私の指導法も少し書かせていただきますね。


 私は子どもの将来に光を与えるために親として何をすればよいのか…と問い続けた答えが、コンクールにチャレンジすることで見つかりました。今回は辛口の内容ですが、自分の子どもの子育てと、生徒さんを指導してきた経験から私が学んだことです。世の中が変わっても親の子どもに対する思いは変わりません。以下を読んで私の話に興味を持った方がいらしたらとても嬉しく思います。

④子どもの性格を知ることができる
   コンクールでは子どもはもちろんですが、保護者の方も本気になって下さいます。そう言った時ほど子どもの本当性格が見えてくるのです。本気で取り組む以上、指導者の教えの通りに子どもを導き、できれば子どもに成功体験を経験させてあげたいと思うのは、親として当然の願いだと思います。しかしコンクールの結果以上に、自分の子どもがどんな性格なのかを知ることは、子どもをより大きく成長させるために導びく上で大変重要なことなのです。
   ピアノを本気で取り組んでいる過程では、根気強く取り組める子・すぐに飽きてしまう子/集中力がある・ない/真剣に物事に向き合える・ふざけて真剣になれない など子どもの性格が見えてきます。また、お母さんからは「うちの子、以外に打たれ強かった」「涙しても練習をやめません」「自信がなくて怖じ気づいてしまいます」などの声が聞こえてきます。

   ピアノに限らずどんな場面においても、子どもの成長に合わせて上手に導く術を保護者が会得しなくてはならないのです。そのためにまず、お子さんの性格をしっかり把握することがとても大切だと40年のピアノ講師としての経験からわかりました。その結果、本当に効果のある誉め方・叱り方の対策を立てられるようになります。そういった機会をコンクールは自然に与えてくれるのです。

⑤練習過程がいかに重要かを知ることができる
   ピアノコンクールに限らず様々なスポーツなどにおいても、一般的には結果だけではなく最終的な結果に至るまでの努力の過程が大切であることは、多くの保護者の方も百も承知だと思います。しかし大人である私たちが努力するのではなく、幼い子どものことですからその過程や結果を導く者の手腕にかかっていると言っても過言ではないでしょう。良い結果は良い過程の上に出来上がるのです。厳粛な雰囲気の本番で、緊張からボロボロになってしまう子どもの姿を見ることもあるでしょう。反面自信満々に演奏を披露する勇敢な姿を目にすることもあるでしょう。怖くて尻込みしてしまう子どもに出会うことも 稀ではありません。このようなことは時の運で決まるのではなく、子どもの精神的成長に見合った導き方と練習のさせ方が影響するのです。コンクールはこのような過程の大切さを、家族で学べる機会でもあるのです。

  時々お子さんよりもお母さん自身が疲れ、苛立ち、嫌気がさし逃避したくなる方が少なからずおられます。お子さんはどんなに叱られても、お母さんと一緒に居られること、お母さんが自分に向いてくれていることが嬉しいのです。ですから意外に平気なのです。子どもは自らをコントロールすることはできません。それにお母さんの顔色を見るようでは困りますね。ここは大人がお子さんの状況に応じて接してあげることです。そのお母さんが挫けてしまい諦めてしまったらお子さんは育ちません。コンクールが、お子さんがお母さんを鍛えてくれていると思いましょう。辛いのはコンクールを受ける家族皆同じです。コンクールの挑戦はお母さんの挑戦でもあるのです。コンクールに参加を決めた時から結果に至るまで、お母さんと子ども、時にはお父さんも必死に取り組みます。こうして努力の過程がいかに重要かを家族で学ぶことができます。それはきっとピアノ以外の場でも活かされていくでしょう。コンクールはそういった機会をいち早い段階で与えてくれる場であるのです。

⑥親子で同じ目標に向かって歩む尊さを知ることができる
   勿論コンクールチャレンジ中は苦しい日々です。しかし、そこで親子が一つのことに必死に取り組むことの充実感・幸福感を味わうことでしょう。これもコンクールにチャレンジするメリットです。

   レッスン時のお母さんのお顔が晴れやかな時、引きつっている時、困り顔の時もあります。そのような真剣なお顔を拝見すると、私たち指導者も「100%態勢でサポートしなきゃ‼︎ 共に苦しみ、共に喜びたい」と思うのです。そうなってこそ生徒・保護者・指導者で作る「成功へのトライアングル」の土台が出来上がるのです。指導者と蜜な関係を構築できるのもメリットの一つです。そうは言っても、時に残念な結果になる時もあります。しかしその結果よりも親子で手を携えて一生懸命取り組んだ充実感は、何ものにも代え難い尊いものなのです。本気で取り組むからこそ得られるものなのです。子どもが幼いうちから、このような経験ができるのは、間違いなくピアノコンクールにチャレンジするメリットと言えるでしょう。

⑦言葉のかけ方を学ぶことができる
   親であれば、勉強ができる子なってほしいと願うのは当然のことと思います。しかし勉強に本腰を入れるのは、小学生になってからでしょう。しかしピアノは幼稚園の段階からでも本気で取り組むことができる数少ない習い事です。ピアノに一生懸命取り組む姿勢は、後々勉強に取り組む姿勢にも繋がっていきます。ですからピアノ練習中でも勉強中でも、子どもの意欲を駆り立てるようなお母さんの言葉かけはとても大切になります。しかし始めからそれが上手にいくとは限りません。実際には試行錯誤の連続です。そしてそのような試行錯誤の状況は、親子が本気で取り組む時に育まれるのです。そのような機会をいち早く経験することになるのがコンクールだと思います。
   私の長い指導経験からアドバイスさせて頂きますと、効果を上げるにはいつも明るくユーモア溢れる家庭環境が大切な条件になります。そのような環境はお子さんの心を開放させます。そのような条件で練習や勉強をさせたいのです。その環境の中で要所に、できるだけ簡潔に、明るくさり気なく声をかけるのです。その言葉はお子さんの体験したことから選んで下さいね。子どもは体験したことなら理解がし易いのです

  コンクールを通して親子が本気で取り組み、指導者のアドバイスにも真剣に耳を傾けるようになると、お母さんは自然とお子さんにスーと浸透する言葉やピタッとハマる言葉を見つけようと努力するようになります。それは常にお子さんと一緒にいるお母さんだからこそ見つけられるのです。この訓練はコンクール当日や本番直前は勿論のこと、受験時の言葉かけのも大いに役立ちます。親の思いや願いが先走ってお子さんにプレッシャーをかけてしまったり、重荷を背負わせてしまうようなことが無いように、お母さんもお子さんの成長と共に訓練しましょう。お母さんの直前の言葉はとても大きな影響力を持ちます。言葉のかけ方ひとつで子どもの人生が大きく変わることもあるのです。ですから親子でコンクールに挑戦することによって子どもへの最適な言葉かけを模索しそれを積み重ねていくことは、子どもの成長に伴って後々大きなメリットとなるのです。

⑧結果に一喜一憂しない自分を作ることができる
   コンクールは一生に一回限りのものではない事を忘れないでください。何度でもチャレンジできるものです。これはコンクールの利点です。ですから一回の結果で右往左往する親の姿を、決して見せないでください。その姿を子どもは実によく感じているのです。そしてその結果、継続して努力する姿勢や大きな事に挑戦するチャレンジ精神の喪失に繋がってしまう事があります。それよりも一度の結果に右往左往することなく、着実に前を見据えて最後の最後に満足できる結果を得ることの方が大切ですよね。コンクールは何度もチャレンジする機会を与えられる素晴らしい挑戦の場です。残念な結果が出てしまった時に、落胆したり悔しい気持ちを持つのは当然です。しかしお子さんのために、結果に一喜一憂強い精神力を養ってください。
   ここでそのような時の対処法の例を挙げておきましょう。結果ではなくそれまでにどのくらい努力できたかを親として認めてあげられれば、お子さんにとっては成功体験となります。良い結果の時は「◯◯ちゃんの努力に対してのご褒美よ!」と話ましょう。残念な結果だった時は「今日までよく頑張ったね。お母さんは途中でやめてしまうかも…と思ったよ。でも最後まで頑張ってくれて嬉しいよ。」と努力を讃え認めてあげた上で「でも◯◯ちゃんよりたくさん練習してた人が多勢いたんだね。悔しい?悲しい?じゃあ次はもっと頑張ろうね。」と励ましてください。お子さんはその言葉でホッとするのです。
   さてここからが要注意です。お子さんはコンクール後のお母さんをよーく見ています。その後のお母さんの態度が冷たくなる、言葉がキツくなる、イライラが頻繁になる、ため息をつく、ことある毎にお子さんを責めるなどをすると、本当にそれまでに培ってきた親子の絆が消えていってしまうのです。何といってもお母さんはお子さんにとって総てなのです。お母さんの気持ちをヒシヒシと感じているのです。お母さんのすべきことは、できるだけ早く心の整理をして次回に向かって一歩前進することです。そういうお母さんの手助けをすることも、ピアノ指導者としての役めだと私は思っています。

   コンクールの結果で悔し涙を流されるお母さんや、溜め込んだ不満やイライラを表に出されるお母さんもいらっしゃいます。そういったお母さんの大変な思いをよく聞くことも、ピアノ指導者の大切な仕事だと思います。子育てをした経験と常に生徒さんと接している私だからこそ、親の気持ち、子どもの気持ちに寄り添えると思うのです。ですからどうぞ私にその苦しい思いをお話ください。少しでもお母さんの抱える心のつかえを取り除くお手伝いをさせて頂きます「一緒に頑張っていきましょう!」というスタンスでお付き合いさせて頂いています。親としての心構えをも、コンクールでの経験を通して学ぶことができます。

⑨親子の絆が深まる
   コンクールチャレンジ期間は、言葉では言い表せないほどの尊い経験をします。親も子も、もがき苦しみますが終わった時はやり切った達成感に包まれます。そして特にお子さんが幼いうちからチャレンジしたお母さんは、我が子ながら「◯歳なのにスゴイ‼︎」とお子さんを愛おしく思えるでしょう。お子さんはお母さんと一緒に居られたことと、叱られたことよりたくさん誉められたことが心に残るのです。そうして親子の絆がいっそう深まるのです。

   自らが希望してチャレンジしたコンクール。それは親子で尊い経験をするためにチャレンジしたのです。そして親子で成長しあった数ヶ月なのです。親業のキャリアは子どもの年と同じです。お子さんが初めて経験することはお母さんも初体験なのです。悩み苦しむことは当然です。落ち込むことなく、お子さんと一緒に成長していけば良いのです。ぜひコンクールに果敢に挑戦し、素晴らしい親子の絆を築けるように頑張ってください‼︎

 最後になりましたが、コンクールにチャレンジする前にステージ経験を何度か踏ませることをお勧めします。お子さんがステージでどのようになるのか見極めてからチャレンジした方がいいと思います。そのために、お教室の発表会やステップに参加するのも良いでしょう。特にステップ(こちら)は、誰でもどこでもステージ経験ができアドバイスも頂けますので、模擬体験には最適です。微力ながら私も審査員やアドバイザーを務めさせて頂いております。(こちら

   以上で保護者の方がコンクールから学べることを書かせて頂きました。私の話に興味を持った方がいらしたら嬉しく思います。


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2017年1月17日火曜日

うちの子にコンクールは無理??

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 子どもにピアノを習わせているお母さんの中には、コンクールと聞くと「うちの子が?無理無理!」と頭で頭で即答してしまう方もいらっしゃると思います。しかし、コンクールはチャレンジするご本人とサポートするお母さんの両方にメリットがある、成長のチャンスです。
 今回は、私の仕事の中で大きなウェイトを占めているコンクールについて書いてみようと思います。近年、日本はコンクール大国と言われるほど多くのコンクールが開催されています。それはコンクールに対する認識が変わってきたからではないでしょうか。以前はプロの音楽家を育てる修練の場として受け止められてきたコンクール。現在でもその考えは、コンクールの根幹として黄金のごとく位置づいています。それに対して「人を育てる」という主旨のコンクールが生まれました。プロを目指す方々と同じ土俵で競うことで、努力し自分を高めることを目的としています。この行為は人づくりの土台となり、その人の生き方に大きく関わることになるのです。そのような主旨が多くの方々に受け入れられているのではないでしょうか。

 例えば、日本バッハコンクールやブルグミュラーコンクールのように、1曲で予選・本選とチャレンジできるものや、地方に根づいている自由曲選択のものはチャレンジし易いと言えるでしょう。幼い方の場合は、当日の演奏時間が早く、朝早くに集合がかかることが多いのです。ですから近くの会場を選ばれるとよいと思います。その後、ピティナピアノコンペティションやショパン国際コンクールinASIA・日本クラシック音楽コンクールなどの規模の大きなものへと挑戦されるとよいでしょう。

 私は子育てと仕事を両輪として毎日を過ごしてきました。そのうちに我が子をはじめ生徒さんたちの成長を見る中で、ピアノ教育が人としての成長に大きな影響力があることに気づきました。そして、特にコンクールは人を育てることに大いに役立つことも知りました。ピアノも上手になり、人も育てられて一石二鳥なのです。それに保護者にとってもメリットがたくさんあります。そのような学ぶ場が目の前に用意されているわけです。しかも効果を上げている方々が身近にいるのです。そのような環境があるのですから、私は「あなたもチャレンジしてみませんか。」とコンクールを薦めています。

 さて、先ほども書いたように、コンクールはチャレンジするご本人とサポートする保護者の方の両方にメリットがあります。どのようなメリットがあるのか書かせて頂こうと思います。今回は保護者にとってのメリットを、2回に分けてお話します。
(コンクールに限らず、ピアノ学習そのものにも親子で取り組むことができます。関連する内容を→こちらや→こちら、または→こちらにまとめてあります。ご興味のある方は是非ご覧下さい。)

コンクールには期限がある
現代の子どもや親は、忙しい毎日を過ごしています。フルタイムで働いている方、2人・3人の子育てに奮闘している方など様々です。幼稚園や小学校からの帰宅後、もしくは仕事からの帰宅後からお子さんを寝かせるまでの数時間に全てがかかっています。時間との戦いなのです。そんな中で「コンクールなんてとんでもない!」と思われるでしょう。しかし、子どもの成長は待っていてくれないのです。何事も始めが肝心なのです。親の都合で、お子さんの成長を妨げてしまうことになり兼ねないことをお考え下さい。
コンクールは数ヶ月間の期間限定の取り組みです。この期間だけピアノの練習時間を少し多くしましょう。無理してもチャレンジする価値は充分にあります。親子が本気で取り組む数ヶ月は葛藤の連続ですが、充実した毎日と子どもと一つの目標に向かって臨む時間の尊さを感じることでしょう。苦しいからこそ喜びが得られるのです。
実はコンクールチャレンジはお母さんのチャレンジでもあるのです。お母さんのチャレンジ精神が、目標に向かって努力するお子さんを育むのです。

子どもに対しての誉め方・叱り方を学べる
「子育ては誉めて育てろ」と言われます。しかし「気がつけば叱ってばかり。いつも怒っている自分が嫌になってしまいます。悲しいです。」「我が子は誉めるところが無いのです。どうやって誉めたらいいですか?」などの質問をよく受けます。母親に余裕が無いと、誉めるより叱る方が多くなってしまいますよね。私も口癖のように「早くしなさい」と連発していたことを思い出します。
しかし、お子さんはお母さんに誉めてもらいたいのです。そう思う気持ちが活力になります。ですからお母さんは誉め上手になりましょう。私は「誉める=認める」だと思います。誉めることが難しいのであれば認めてあげましょう。例えば、10回練習する約束をしたとしましょう。しかし5回しか練習しなかった場合「5回やったね。」と認めてから「あと5回がんばってみよう。」と声をかけるのです。お子さんは素直に練習するでしょう。そしてお母さんとの約束を守ったことになります。そこで誉めてあげるのです。叱る前に認めてあげて下さい。そうすれば、お子さんも心地よく練習に励めます。自然と叱る回数が減ることでしょう。そしてここぞ!と思う時に本気で叱ります。効果バツグンです
こういった、普通に子育てをしているだけでは会得しにくい親子の体験もコンクールは与えてくれます。

子どもの誘導の仕方を学べる
コンクールは結果が出ますので、出来る限り成功体験させたいですね。そのためには、お母さんが上手に誘導して練習を進めなくてはなりません。マニュアル通りにはいかないのが実情です。お子さんの性格やその時の状況に応じて、アメとムチを使い分けるスキルを習得しましょう。例えば、手首の柔軟性をマスターさせたい時に、お手玉やまりつきをするなどピアノから離れて習得させるのも有効です。あらゆるアイデアを持って誘導していきましょう。
コンクールはお母さんが色々と模索する機会も与えてくれるのですね。


続きは次回(こちら)をご覧下さい。



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2017年1月11日水曜日

生徒さんの進路


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※2017年度の成績・進路報告は→こちら←です
※2019年度の成績・進路報告は→こちら←です
※2020年度の成績・進路報告は→こちら←です

「ピアノ教育は人づくり」が私のモットーになった理由の一つに、生徒さんたちの成長をずっと見届けてきた経緯があります。
ピアノ講師として生徒さんとのレッスンを長年重ねている内に、「コツコツと努力をして自らを成功へと導く力は、ピアノ学習で習得できる最大の能力である」と気がついたのです。そしてそれはピアノに限らず、どの分野でもどんな状況でも活きてくることが分かりました。私の生徒さんたちも、ピアノを熱心に取り組んだ生徒さんほど成績優秀な生徒に育ちました。私はそのことに気づき、「親学講座 」において、その関連性をお話させて頂いております。そこで共感を得られたことはその後の私にとって大きな自信に繋がりました。

ピアノ教育は、特に子どもにとっての能力開発です。現代は脳科学者により脳の解明が進み、私たちにとってもその情報が身近になりました。私はピアノ教育を始めて40年になりますが、その一つひとつの情報を聞く度に今までおぼろげに感じてきたことが確信へと導かれる思いです。正直に言って、一人ひとりの生徒さんが人として豊かで魅力的に成長した姿をこの場でお見せできないのが残念に思います。唯一ご理解頂ける方法として大学進学実績を載せたいと思います。


【音楽系】(カッコ内は人数)
東京藝術大学⑺                  東京学芸大学
桐朋学園大学⑵                  横浜国立大学
東京音楽大学⑹                  宇都宮大学⑺
国立音楽大学(14)               文教大学
武蔵野音楽大学⑼
洗足学園大学⑶                 
東邦音楽大学⑵
大阪音楽大学
ワルシャワ・ショパン音楽院大学(ポーランド)
フライブルク音楽大学(ドイツ)                 
バーミンガム音楽学校(イギリス)
宇都宮短期大学(73)                                      など

【學問系】
東京大学                            慈恵会医科大学
九州大学                            自治医科大学
筑波大学⑶                         獨協医科大学⑵
山形大学                             同志社大学
琉球大学                             北里大学⑶
慶應義塾大学⑶                  学習院大学⑵
早稲田大学⑵                     日本女子大学
国際基督教大学                  明治学院大学
東京農業大学                     シドニー大学                など

これからも皆さんがんばれ!!




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2017年1月5日木曜日

あなたの夢は何ですか?

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新年明けましておめでとうございます。皆さまにおきましても、心豊かで幸せな一年でありますようにお祈り申し上げます。

さて年明けに際しまして、吉田松陰の格言を思い出しまた。

🎶  夢なき者に理想なし
     理想なき者に計画なし
     計画なき者に実行なし
     実行なき者に成功なし
     故に  夢なき者に成功なし 🎶

「あなたの夢は何ですか。」と問い続けた松陰。彼の思想の根底にあるものをこの格言に見るような気がします。時代が変わってもこの思想は生きています。私は母親を対象とする親学講座で「お子さんの夢を聞き続けて下さい。」と申し上げております。私は子どもの将来は子ども自身が決めることなので、あまり親の気持ちを押しつけないようにしようとしてきました。ですから我が息子たちは何になるのだろう…とぼんやりと待っていたのです。
 しかし今は、もう少し子どもと共に将来の夢について話し合うべきだったと反省しています。それは押し付けでもなく、導きでもありません。自分の将来について真剣に考えてね‼︎ というメッセージです。

子どもの夢は七変化すると言われます。それは多くの職業に憧れ、興味を持って一つ一つの職業について調べたり考えたりするからです。そのような機会を多く持ち考えを積み重ねることで、少しずつ自分の将来が見えてくるでしょう。モヤモヤしていることを具体化することが肝心です。


私自身も松陰にあやかって一年を過ごしていけたらと思います。


本年もどうぞ宜しくお願い致します。

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