2016年5月28日土曜日

4月の活動報告

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7日:入学おめでとう!!
4月と言えば入学式ですね。今年も新しい世界への巣立ちがありました。
MNさんが宇都宮女子高等学校に入学しました。おめでとう!! 彼女は幼稚園のときから欠かさずコンクールを受け続けてきました。合格をしたときのお母様のことばがとても印象的でしたのでご紹介します。「受験は初めての経験でしたが、コンクールを受け続けてきたお陰で親子共々心のコントロールができ、実に落ちついて受験当日を迎える事ができました。」というのです。それを聞いたときに、ピアノから多くのことを学んできた親子だな・・と嬉しく思いました。これこそピアノパワーです。彼女は合格して1週間後にはレッスンを開始しました。次のコンクールに向けて準備中です。これからも益々楽しみです。

WYさんも筑波大学人間学群教育学類に入学しました。第1希望の大学に合格した実力者です。彼女は小学校低学年から私のところに通い始めました。明るく前向きでチャレンジ精神が旺盛な生徒でした。学校でも常にリーダーシップを発揮し、期待の星だったようです。しかし、ピアノではオクターブがやっと届く程度の小さな手で苦労しました。満足する結果が得られず、悔しい思いを何度も経験しました。しかし、その経験は彼女の精神を強くし、絶対に諦めないこと、一度決めたらとことん追求することと集中力を養いました。そして、見事に自分の夢を現実にしたのです。サークル活動も2つ入部したそうです。持ち前の性格で大学生活を楽しんでいくことでしょう。

17日:羽村ステップアドバイザー
羽村ステーションリーダーの萬先生とは、第1回バスティンツアーでご一緒した時からのお付き合いです。萬先生からお声をかけて頂き、久々の再開ができたことに感謝いたします。萬先生もお変わりなく、ご活躍の様子で嬉しく思いました。萬先生をはじめ羽村ステーションが益々発展することを願っています。

19日:横浜でブルグミュラーの講座
山響楽器中山店において「ブルグミュラー25の練習曲」をアナリーゼの視点からお話させて頂きました。楽曲の表現を決めるのに大きな役割をもつアナリーゼ。和音記号とコードネームを併用することのメリットと、アナリーゼから想像したブルグミュラーの人物像など盛りだくさんの内容でした。準備は大変でしたが、2歩も3歩もブルグミュラーに近づけたような気がしています。

21日:宇都宮バスティン研究会 総会
年度初めに行われる総会です。新役員を選出。本年度の活動方針を決めました。今年は外部講師をお招きして勉強する機会を多くすることとなり、さっそく赤松林太郎先生の講座をお願いすることになりました。昨年は外部の仕事の準備に追われていたので、今年は自分たちの引き出しを満たすための1年にしようと話し合いました。

25日:ステップ課題曲選定委員会
恒例の委員会です。変わり行く世の中で10年後、20年後のステップの望ましい姿を念頭において課題曲を見直しました。

29日:第6回バスティンパーフェクトセミナー
最終回のセミナーでした。中級シリーズまで受講して頂くことで系統だったバスティンメソードをご理解いただけたと思います。そして、パーティーシリーズが大切であることを再認識されたことでしょう。パーフェクトセミナーだからこそ知り得る境地なのです。修了証書を受けられた5名の先生方、おめでとうございます。また、時間の許す限りセミナーに通って下さった先生方、有り難うございました。セミナーでお奨めした初見を多くの先生方が実践され、効果が上がっているという嬉しい報告がありました。また、セミナー中に「心に響く言葉がたくさんありました。」というお褒めのお言葉も頂戴しました。遠方からお越しいただくのですから、少しでもお役に立てれば幸いです。また皆さん!どこかでお会いしましょう。お声をかけてくださいね!!
修了証授与の皆さんです。


30日:宇都宮美術館「森のコンサート」
「サクソフォンとピアノの調べ」と題した新人2人のコンサートに行ってきました。サクソフォンの古谷真唯とピアノの中山里紗、両人とも私の教え子です。初めてのジョイントコンサートでしたが、トークも無難にこなし、満席の会場で堂々と演奏できました。会場の皆さんもご満悦の様子。私もほっとしました。今後も演奏を続けていって欲しい2人です。しっかり自立し、自分の足で着実に歩んで行くことを期待し、応援しています。

コンサートのついでに美術館で開催中の「ガレの庭 ~花々と声なきものたちの言葉~」を鑑賞してきました。アール・ヌーボーの立役者であるエミール・ガレの世界。ガレの自然に対する愛情と観察眼、そしてガラスとの融合の世界に魅せられました。同じ芸術に携わる者として微力ながらも美を追い求めていこうと思います。とても豊かな至福の時間、ありがとう!!
ガレ展のパンフレットです。



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グループ音楽活動について

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私には多くの方と活動を共にしているものが4つあります。順にご紹介しましょう。


1.「グループ飛翔」
私の教室の生徒さんがメンバーです。2歳児から社会人まで。導入から受験生、コンクールをチャレンジされる方、大人の方までどなたでも仲間になれます。最近、障害をもっていらっしゃる方も入会されました。
主な活動は発表会です。グループ飛翔のメンバーであるという意識を高め、全員が目標に向かって協力し、成功へと導く大きな活動です。
私の発表会はソロとアンサンブルステージで構成されます。ソロでは、開催の度に決めるテーマから作られるストーリーに添って、各自に与えられた作品を演奏します。ストーリーの流れに合う表現ができるのか、重責を担って取り組むことになります。演奏力を披露するステージです。一方、アンサンブルステージでは異年齢のグループに分かれ、年長者が中心になってグループをまとめます。各グループの個性を自由に表現して発表するものです。ここでは人づくりを核に、皆で協力し、アイデアを出しあってステージを作ります。そして、お客様に楽しんでもらえる演奏をすることを経験します。
発表会の目的は、参加者全員によるステージ作りを学ぶことです。各自の演奏力はもちろん、条件が異なる生徒一人ひとりが助け合い、励ましあって成功に導く過程を学びます。保護者同志の付き合いも深くなり、心からサポートして下さいます。そして、それぞれの親子がグループ飛翔の理想的な環境を作ってくれます。生徒にとっては年齢に関係なく、皆が同じ目標を持つ仲間であり、保護者はグループ飛翔の全てのメンバーと自分の子供のように接してくれます。まさに人づくりの現場です。だからこそ当教室を卒業した先輩たちが、発表会に参加してくれるのです。演奏する者、スタッフとして手伝ってくれる者など様々な形で参加してくれます。卒業生にとっては発表会がグループ飛翔の同窓会なのです。このような環境を作ってくれた嘗ての生徒や保護者の方々に深く感謝し、これからもこの環境を更に良いものにすべく努力していこうと思います。

2.「宇都宮バスティン研究会」
第1回バスティンツアーに参加したことをきっかけに、故小川志津子先生から3年間、バスティンメソードの指導法講座を受けました。その受講者たちから「このまま学ぶ機会を!!」という希望があり、1992年に発足しました。あれから24年間、宇都宮バス研は進化し続けました。その間、バスティンメソードの指導法の研究をベースにした他のメソードとの比較研究。良い響きを奏でるための脱力は身体から・・と「こんにゃく体操」を実践。バロックダンス、心理学等についても外部講師をお招きして学び続けています。また導入期に有効な教具の開発、製作。そして、その教具の効果を見極めようと独自に「チャレンジ検定」を立ち上げて開催。ピティナからお話を頂いてステーションを立ち上げ、ステップ開催。またステップ課題曲基礎1~5の選曲の依頼も受けました。そして、2015年には東音企画主催「夏期集中講座」の指導講師として、研究会代表6名の先生が指導講師として活躍されました。このように活動範囲も大きく発展してきました。これも会員の方々のお陰と感謝しております。当研究会は東京バス研、龍ヶ崎バス研に次ぐ、長い歴史をもつ研究会です。これからも実績を一つひとつ積み重ねていこうと思います。

3.「グループ音学」
この活動は、全日本指導者協会専務理事の福田成康氏からのお薦めで、2003年に開始しました。
このグループの活動は2つの分野に分かれています。1つめは、地元で活躍するアーティストの支援を目的とした活動です。2つめは、ピアノを使っての子育て方法を学びながら常日頃の悩みを解決し、心をリセットして頂く場を提供することを目的とした母親の会です。子育てをしながら抱えてしまうストレスを解消し、ピアノに親子で向き合うことから学ぶ子育て術を見つけます。子どもは脳の活性と共に豊かな音楽の世界で人間性と芸術性を身につけ、一方母親は子どものピアノの練習を見守りながら子どもとの付き合い方、導き方などを学びつつ、子どもと共通した「音楽の世界」をもつ喜びも味わいます。私の経験の全てを結集して臨ませていただいています。

4.「日本バッハコンクールin宇都宮実行委員会」
日本バッハコンクール実行委員長の石井なをみ氏から依頼され、開催する運びとなりました。以前からピアノ指導者としてバロック音楽の重要性を感じておりましたので、石井先生のお考えに賛同し、お手伝いさせて頂くことにしました。回を重ねる度に参加者のレベルが着実に向上し、手ごたえを感じています。

このように多くの仲間と切磋琢磨しながら社会へ発信しています。生徒、保護者、指導者がピアノを核として交わることで活動を深めています。




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