2018年8月25日土曜日

ミニコンサートの報告と「学ぶ会」へのお誘い

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こんにちは小倉郁子です。
今日は近況報告とお知らせがあります。

まずはお知らせからです。

来月の9月27日@とちぎ男女共同参画センターにて学ぶ会の講座でお話させていただくことになりました。今回のテーマは「集中力をつける環境とは」です。




ピアノ教育は人づくりをモットーに教室で教えている私が、ピアノ教育と子育ての密接な関わりから得た経験を基に、こどもの視点、親の視点など様々な角度からお話させていただこうかと思っています。子育てに悩んだり、もっとしっかり向き合いたい、と言うお母さんお父さんのご参加をお待ちしております。私もお父さんお母さんの気持ちに応えられるように精一杯頑張り、少しでも助けになれたらと思っています。

日時:2018年9月27日(木)
場所:とちぎ男女共同参画センター パルティ302A研修室



続いて近況報告です!!
最近は酷暑の中8月10日にサマーコンサートを開催しました!1時間足らずの小さなコンサートです。参加してくれたお友だちは幼稚園生3名、小学生11名、高校生1名です。今日はその高校生の話をしようと思います。


彼女は小学生の頃から、真剣にピアノと向き合いコンクールでも好成績を残しました。しかし中学生になると勉強と部活動を優先せざるを得ない生活になり、ピアノにかける時間は減りました。部活動にはスポーツを選び心身共に鍛えながら勉強にも精を出し、高校も無事にトップ校に合格しました。現在も勉強とスポーツを優先する生活が続いています。素晴らしい道を歩んでいて嬉しく思います。


そのような彼女にコンサート出演を依頼したのは6月、初レッスンが7月半ばでした。4年間のブランクもあり、準備期間も短くどのような演奏になるのか、ピアノの先生としては少し心配でもありました。しかし当日は見事な演奏を披露しました。聴いて下さった方々から「感動した!」「感激した!」「鳥肌が立った!」など賞賛の言葉を頂きました。このように人に感動を与えられる演奏が出来たのは、小学生の時にしっかりと基礎力をつけていたからだと思います。音楽を表現 するための知識と、表現するために不可欠なテクニックの両輪を身につけていたからでしょう。それにもう一つ大切なことは、練習方法を習得していたことです。数回のレッスンで完成度の高い演奏に仕上げられたのは、良質な練習が出来ていたからです。考えて練習することがとても重要なのですね。

彼女がピアノを専門にすることは、たぶん無いでしょう。でも彼女はピアノを、音楽を一生の友とすることの条件を、小学生の時に既に会得してしまったと思われます。そして今は、弾きたい時に自らが水をやり光を与え育てているのです。今回のコンサートで成功に導けたことは、彼女の自信に繋がったでしょう。ピアノで学んだ粘り強く努力すること、心と耳で追求して完成度を高めること、効率の良い良質な練習をすることなどをこれからの学習面に大いに活かして、来年度は受験生としての自覚を持って臨むことでしょう。ピアノは総合教育です。知的作業です。彼女はピアノから習得すべきことをしっかりと学び成長してきました。彼女の人生に華があることを期待します。


♫やれる時にやれる事をしっかりと身につけておきましょう。 豊かな人生を歩むために♫



小倉郁子でした。ではまた!
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2018年6月9日土曜日

追悼:バスティン先生を偲んで

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拝啓


 尊敬するジェーン・バスティン先生が、この世を去られて2ヶ月が過ぎてしまいました。
 6月3日にサンディエゴの教会で追悼式が行われました。残念ながら参列することはできませんでしたが、日本の地から手を合わせ、心よりお祈り申し上げました。

 私がバスティン先生に初めてお会いしてから、なんと29年になります。何の予備知識もなくふっと第1回バスティンツアーに参加したことからご縁が始まりました。


 現地では6:30から個人レッスンが始まります。バスティン先生の生徒さんは、学校へ行く前にピアノのレッスンを受けるのです。その為に5:00に起床してご自宅の前に広がる海岸をウォーキングして、レッスン生を受け入れます。研修初日から一日の時間の使い方を目の当りし、目からウロコでした。テキストの指導法は勿論のこと、グループレッスンの指導法と効果、生徒さんを思う心まで見るもの、経験すること全てが新鮮で刺激的でした。


 バスティン先生と知り会えたこと、メソードの指導法を追求したことは、まさしく私の人生を変えました。音楽に対しての考え方、指導するという姿勢、そして一人の親としての責任、子どもを育てることの原点をも知ることとなりました。


 来日される度に、我が家にも足を運んで下さり、いろいろなアドバイスを下さったことを忘れることは出来ません。井の中の蛙だった自分を開眼させて下さったのがジェーンです。心から感謝致します。ジェーンによって、ピアノを教えるということと、子どもを育てるということの原点は同じであることに気づかされました。そして私の「ピアノ教育は人づくり」というビジョンが定まったと言えます。

 私は子育てが終了した頃から、バスティンメソードの指導法をユーザーの方々にお伝えする仕事をさせて頂いています。その為にメソードを分析することが、私のライフスタイルになりました。何度見てもテキストから、ジェーンの生徒さんへの思いを発見します。それを見つけた時は、私も興奮して嬉しくなります。ジェーンにもう会えないと思うと寂しく心細くなります。でもテキストがある限りジェーンと会話し続けることができそうです。そして、バスティン先生の思いを、これからもバスティンユーザーにお伝えしていこうと思います。


 バスティンメソードで学んだことを基に、心から音楽を楽しめる人に、そして人としての豊かさ、バランスの良い成長を、逞しい精神力と身体とピアノから学べることなど全てを生徒さんと向き合っていこうと思います。これが私の仕事です。



バスティン先生 、本当に有り難うございました。
心から御礼を申し上げます。



小倉郁子

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2018年4月29日日曜日

私の子育て経験を通して


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今回は4月8日に行われました学ぶ会のご報告です。


保護者の方を対象に、子育てに対する指針を参加者の皆さんと共に考え合う場として続けている会です。今回は6回シリーズの6回めでした。子育ての最終段階に入るための準備の話をしました。「人生を決める最終決定に備えて」と掲げてみました。子育ては1日2日で出来ることではありません。今取り組んでいることの結果は5年後、10年後に出るのです。良い結果になるように取り組み方をお話しさせて頂きました。


〜2種類の子育て法〜
①親の意思で将来の目標を設定し導いていく
②子どもの能力や可能性を見極めながら導く
多くの方が②だと思います。我が家もそうでした。いろいろな事を経験させて、可能性のあるもの、本人の能力や意志を確認しつつ決めていく方法です。


〜子育てについて夫婦で話し合う〜
どんなビジョンを持って育てていくのか、夫婦で話し合っておくことが大切です。
我が家の例をお話ししましょう。主人は「世界に通用するようなグローバルな人間性を身につけさせたい」ということでした。私は「人様に迷惑をかけない、責任を持って社会に貢献できる人に育てる。そのために知育・徳育・体育を柱にしたい」と言いました。そして2人のビジョンを合わせて子育ての方針が決まりました。それからお互いの立場で子どもと向き合いました。


〜帰宅後から就寝時まで日課(小学生の頃)〜
我が家では帰宅時間から就寝時間までの時間は2時間半でした。つまり親子のコミュニケーションが取れるのが2時間半ということです。その間、ピアノの練習、自主学習、夕食、親子ディスカッション(道徳教育)、読書など全てが短時間ですが取り組みました。
子ども達には全てに時短を要求しました。集中力の強化です。集中して短時間で正確に物事をやるには、しっかり理解していることが必要です。そのためには授業はしっかり受けて、わからないことは先生に聞いて解決してくることを奨励しました。人が30分でやる事を20分で終わすと残りの10分は遊びの時間になることを知らせます。その後は無駄なく有効に時間を使うためのやりくりは自分がするようになります。そうやって遊ぶ時間を確保するために時間配分を覚えました。

〜ピアノとの関わり〜
ゆとり教育から学力の向上と思考力をつける方針が変わりました。そしてグローバルな人への育成が強化された今、ピアノの存在や価値が重要視され始めました。ピアノは科学的にも証明されているように能力開発に一躍かっています。ピアノは練習過程で学べることと、人の前で演奏する時に学べることは違います。練習過程では、出来るまでやり続ける反復力、追求心、創意工夫、完成度の高い表現力、分析力などが学べます。人前での演奏では、実力を出し切る力、強い精神力、アクシデント対処法、判断力、プレゼンテーショ力、自信などです。ピアノは社会に出て必要不可欠なことを、幼い頃から経験させてくれます。


〜教育は投資〜
教育するなら良質な教育をしたいものです。教育は知的財産です。お金はいつか無くなりますが、知識や技術は無くなりません。子どもに残してあげる財産は知識と技術ではないでしょうか。


〜子育てのカリキュラムは逆算で作る〜
お子さんの成長によって、一人ひとりのカリキュラムを作ります。学習面ではその子の人生の節目になる受験時に必要な条件を集めます。それを受験時までにクリアするためのカリキュラムを逆算するのです。これから重要になる英語ですと英検の?級をいつまでに合格する…という感じです。最終学歴を決めようという時に、条件が満たされていなければ選択肢が少なくなってしまいます。後悔しないように綿密なカリキュラムを立てるのが大切です。
ピアノの世界ではコンクールの課題が基準になりつつあります。コンクールと言いますと結果が気になりますが、私は人づくりの手段と捉えています。そもそも音楽は人と競うものではないからです。ですから人と比べることなく、結果に左右することなく自分のお子さんの成長を見極めることができる親でありたいと思っていました。コンクールのような一定の厳しさのある環境で人づくりをすることで、効率の良い習得ができます。ですからコンクールを利用していると言えます。どの分野でも「どの大学に合格したか」が大切なのではなく、その大学を受験できる程の実力をつけるまでに努力をしたことが誇らしいのです。そこまで努力を徹底的にし続けた結果、その大学に合格するのです。結果がともなえばもちろんなのですが、それ以上に、目標に向かって一心に努力したお子さんを誇らしく思える親になりたいものです。


〜参加者の声〜
・自分に余裕がなく、家庭のことも子ども達のことも思うようには出来ていません。自分を振りかえり、より良い環境づくりに努めたいと思います。

・一日一日を大切に子どもと接したいと実感しました。スケジュール表を作成したり、生活を見直したいと思います。

・夫婦で共通認識を持って子育てする大切さを、子どもが大きくなってくるととても実感します。

・子どもがやりたい事、頑張っている事を両親が同じ心で応援していく事が、子どもにとって安心して頑張れる環境なのだと改めて感じました。

・自分の子どもの成長していく上で考えさせられることが、たくさんありました。間に合うものなら解決策を見つけたいと思います。

・子ども達の顔を思い浮かべながら拝聴しました。全ての基本は「幼児期」なのだと思いました。子どもの育て直し。今からでも遅くないと信じて頑張ってみます。


今回は以上です。
皆さんのご家庭でもそれぞれのお子さんの状況に合った良い教育環境が整うように、お手伝いができていたなら嬉しく思います。これからも様々な教育経験を通して、皆さんのお力になれるように頑張って行こうと思います。

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2018年3月31日土曜日

春:飛翔!発表会!!グループまとめの季節

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Spring Has Come!!
春本番という感じですね。我が家のピンク色の梅が満開です。そして我が家の前に広がる中央公園の桜が満開を目の前にしています。我が家の周りはピンク一色です。まさに飛翔の季節ですね♪


今日は平成29年度を閉めくくる「グループ飛翔演奏発表会」の開催報告をしたいと思います。
(グループ飛翔については→こちら←)
3月24日に3年ぶりの演奏発表会を開催しました。今回も「アンサンブルステージ」「テーマのステージ」「フレッシュコンサート」の3部構成で行われました。
アンサンブルステージでは、バィオリ二ストの渡辺朋子さんとチェリストの野村奈美さんをお招きしてピアノトリオに挑戦しました!!小学生、中学生、高校生、大学一般と年代も様々。全員が初体験という無謀とも言える企画を立ててしまいました😅
しかしです。演奏の良し悪しは棚に上げて、体験した全員の生徒が皆口を揃えて「楽しかった‼︎またやりたい❗️」との感想をくれました。アンサンブルする楽しさを肌で感じてくれたようです。ピアノで連弾の経験はありますが、他楽器とのアンサンブルは別格のようです。私もやって良かった‼︎と胸を撫で下ろしました。やっぱり音楽は楽しむことが一番!ですね!

テーマのステージはでは「誕生月の作曲家を弾く」と題しまして、誕生月の作曲家の作品を演奏しました。ステージでは時系列に沿ってハイドンからリストまでの話と、日本・フランス・スペイン・ロシアと4ヶ国の音楽をご紹介しながらお国めぐりをしました。

フレッシュコンサートでは、ハイドン・ベートーヴェン・ショパン・グリーグ・リスト・ドビュッシーとバラエティに富んだプログラムで楽しませてくれました。
4時間に渡る演奏発表会でしたが、盛りだくさんで充実したステージとなりました。新聞社から掲載依頼が来たり、お問い合わせも何件も頂き少しは世の中にアピールできたようです。

又、次回に向けて頑張ります。応援して下さった皆様に心より感謝申し上げます。有り難うございました。さぁ次回はいつでしょう・・・また楽しやりたいな。。。

そして春は一年のまとめの季節。そして新しい一年を迎える季節です。世の中は年度末で忙しい時間を過ごしている事でしょう。私も平成29年度の整理をしておこうと思います。
コンクールの成績
ピティナピアノコンペティション
     予選優秀賞    10名      本選優秀賞     3名      本選奨励賞      4名        
     全国    第3位   1名     入選    1名
栃木県ピアノコンクール
     ソロ部門     2位   1名   竹渕賞
     プレ部門     銅賞    2名
栃木県学生音楽コンクール
     中学校の部     4位    1名
日本バッハコンクール
     全国大会    金賞    2名    銅賞   1名
ショパン国際ピアノコンクールinアジア
    全国大会    銀賞   
東京ピアノコンクール
    全国大会   第3位(最高位)
東京国際ピアノコンクール
    全国大会   奨励賞
アジア国際音楽コンクール
    全国大会    優秀賞
日本クラシック音楽コンクール
    全国大会    入選
全日本ピアノオーディション
    栃木本選   準グランプリ     読売新聞社賞    栃木県教育委員会教育長賞

以上です。今年も良く学びました。
多くの皆さんが自分の可能性を解き放つことができたのではないかと思います。

自分の可能性に挑戦すること自体が、とても素晴らしい事ですよね。自分に力をつけるという事は、どんな困難な目に遭ってもしっかりと地に足を着けて立っていることができるという事でしょう。

そして自信が持て、周囲の人々に優しく接する事が出来るようにもなるでしょうね。大人へと成長する過程でも、他人を思いやる余裕を持ち、また忘れずにいたいものです。その準備を生徒たちは着々と進めています。新年度の平成30年も切磋琢磨して頑張ってくれると願っています。

生徒さんの進路
今年の受験生もそれぞれの道が決まりました。自分の人生を左右する大学に希望と期待を持って入学する事でしょう。大学生活を謳歌しながらも社会人となる準備をしっかり身につけてほしいです。
音楽系
国立音楽大学     東京音楽大学    洗足学園大学     宇都宮短期大学
学問系
昭和医科大学 一橋大学 東京農業大学 日本獣医畜産大学 上智大学 芝浦工業大学

以上です。今年も多くの生徒さんが飛翔への一歩を踏み出してくれました。来年度も皆さんと一緒に頑張りたいと思います。
それではまた。小倉郁子でした。


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2018年2月26日月曜日

小倉郁子のバスティンメソッド解説:ベーシックス版テクニック編①

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さまお元気ですか。いつまでも寒いですね。我が家の福寿草も蕾から大きくなりません。
咲きそうで咲かない福寿草と、毎日にらめっこしています。
1月・2月と2回シリーズで、自宅サロンで行われた講座のご報告です。

今回から、バスティンベーシックス版のテクニック1〜3で学べる15個のテクニックと指導法をお話します。生徒たちにとって憧れのブルグミュラー、ピアノ演奏にとって基本と言われている古典作品をが、この15個のテクニックをマスターすれば弾けるようになります。

【フレージィング 】
フレーズの終わり方を学ぶことで、フレージィングの表現を身につけることになります。
手のフォームをしっかりして、手首の力を抜きダウンアップします。その時にdim,で終わる響きになっているか、必ず耳で確認することを習慣づけたいですね。それは、次のフレーズへの呼吸をも生み出すのです。
ベーシックス版テクニック①フレージィング

【回音】
フレージィングで学んだダウンアップの応用になります。同じ音形を繰り返す時にダウンアップを使います。規則正しくバウンドさせます。脱力が出来ていないとdim,が自然にならないので手首の力を抜くことから始めましょう。
ベーシックス版テクニック②回音

【ローテーション】
腕の重みを支えられる安定した手が必要です。まず良い手の形で和音練習をしましょう。そして響かせたい音の方に重心を傾けてバウンドすることを練習します。その傾けた状態でローテーションを弾きましょう。

ベーシックス版テクニック③ローテーション

【連打】
ベーシックス版のテクニックでは、2音の連打が出てきます。同じ音を同じ打鍵で弾いてしまうと、響きは重く硬い音に聞こえます。そのような時はダウンアップを使います。打鍵を変えることで2音がdim.になります。手首のバウンドを上手に使いましょう。
ベーシックス版テクニック④連打

今回はここまでにしましょう。今回の4つのテクニックは、手首の脱力とバウンド力を上手に使って弾くテクニックです。どんなテクニックでも土台に手の形と独立した指、粒の揃った音が必要です。幼い生徒さんにとってはどれも難しいでしょう。生徒さんの成長を見ながら噛み砕いて習得カリキュラムを作ってあげて下さいね。次回をお楽しみに‼︎

*講座参加者の声*
   •どんな曲を練習するにも、その曲に出てくるテクニックがきちんと習得されているか確認しながらレッスンすることが大切だと思った。
   •手の形や脱力、耳で音を聞きながら弾くことを注意しながらレッスンします。
   •ツェルニー30番の13番のテクニック指導が難しく思えていましたが、今日の講座でコツが解りました。
   •バスティンテクニックは使っていなかったのですが、魅力的なテキストだと解りました。さっそく使ってみようと思います。

   •『良いテクニックは、良い手から』というキーワードが心に残りました。


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2018年2月4日日曜日

小倉郁子のバスティンメソッド解説⑤テクニック編その2(パーティシリーズ)

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 皆さま平成30年はどんな年明けになりましたか。南岸低気圧による大雪、インフルエンザと振り回されてしまいました。しかし2月には平昌オリンピックも始まります。春はもうすぐそこに来ていますよ。私も頑張らなきゃ‼︎

 さて昨年秋にパーティーシリーズのテクニックを始めて、その後更新せず申し訳ありませんでした。今回は心して完成させたいと思います。本年もよろしくお願いします。


パーティーシリーズテクニック NO.2
【和音の弾き方】
①指の付け根を高くして良い手の形を作ります。良い手の形とは、第1関節が立ち第3関節がしっかりと持ち上がっている状態です。生徒には三角おにぎりを握らせ確認させましょう。そして、全ての音が同時に弾けたか、脱力された美しい響きであるか判断できるように導きます。鍵盤から手を離すときはグーモーションを行います。
(グーモーションのおさらいは→こちら

②強い音や弱い音を弾くときは、打鍵の速度を変えること意識させます。打鍵時に、手首や指先が脱力されているかチェックしましょう。響きを耳で判断できるようになるといいですね。

 動画1:おにぎり

③連続して和音を弾く場合は、三角おにぎりの手で手首を高めに準備します。指先を鍵盤近くに位置づけ手首でジャンプします。手首の弾みを使った弾き方です。安定した手の形と腕の重みを支えられることを条件とします。


動画2:連続して和音を弾く場合


【5指の弾き方】
指先のタッチポイントを確認します。進行方向に重心を移動しながら弾かせます。その時に粒が揃っているか判断させましょう。

動画3:5指の弾き方


【スタカート】
パーティーシリーズ時のスタカートは、打鍵の仕方を学びます。キーワードはアップ・タッチです。指先で鍵盤を蹴り上げること、そして速やかに次の音にタッチすること習慣を身につけます。上から腕を落とす弾き方は避けなければなりません。初めが肝心です! 御注意を。

動画4:スタカート



 以上でパーティーシリーズで学ぶテクニックは終了です。手の形を守りつつ手首、指先の脱力を意識させることはとても重要。且つ大変です。しかし私たち指導者は、どんなに大変でも求め続けなくてはなりません。生徒さんが興味を引くような話題や教具を使って理想的な手を作っていくことは、生徒さんに大きなプレゼントをしているのです。ピアノ弾くための手作りがあってこそテクニックが習得できるのです。可愛い生徒さんのために頑張りましょう(^。^)


Ikuko


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2017年11月21日火曜日

学ぶ会のご報告

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こんにちは。もう随分と寒くなって来ました。

今日は11月15日に行われた学ぶ会のご報告です。今回は「思春期の子どもとのつきあい方」というテーマで意見交換をしました。今回は初めての試みで1項目ごとに私の考えを述べさせて頂き、その後参加者の方々とディスカッションという形を取りました。あっという間の3時間!なんとディスカッションの内容が、私が次にお話しようとすることを先取りされて行きました。常々私がお話しさせて頂いていることが充分にご理解して頂いているのだなぁと強く思いました。回数を重ねることの重要性を感じました。今の時代は情報を得ようとすればいつでも、どこでも得られる世の中です。でも生の声で話し合い、先輩方のお母さま方の経験談を伺い、自分を顧みる時間の尊さはスマホから得る情報よりも、充実感と実感を得られたのではないでしょうか。
子どもを育てるという大きな意義をもう一度リセットし、先を見通せたことでしょう。思春期の子どもは親から離れていく準備をしている時期です。親としては寂しい気持ちもありますが、一人の男性として、女性として成長させなくてはなりません。それには親も覚悟がいると思います。その良い機会になったのではないかと思います。


<思春期とは>
一般的に少年期〜青年期への移行期間11歳〜18歳の頃と言われています。この時期は成長ホルモンをはじめ男性ホルモン・女性ホルモンが大量に増えてくる時期です。そのために身体は一気に大人になっていきます。それに対して精神はゆっくり成長するのでアンバランスを引き起こします。その状況に戸惑い情緒が不安定になる傾向にあります。


<親の接し方>
中学生になると、子どもは自分と向き合うようになります。家族や友人・学校・社会との関わりの中で、自分の存在を見つけ出します。特に学校や友だち間で自分の役割や位置・目的などが確率できると、不安がなくなり勉強や部活、その他の習い事に精を出せるのです。親は学習や成績などの関心が高まりますが、子どもは自分の居場所を見つけることに必死です。親もその状況を認識して受け留めてあげられれば、親子関係は安泰と言うことが多いように思います。
また、その頃親も身体の変調が起こります。更年期です。偶然のいたずらかとも思えますが、見事に子供の思春期と親の更年期が重なっているのです。お母さんのイライラが、お子さんを苛立たせているかもしれません。気をつけましょう。


<自立を促す>
子どもの人生は子どもが作るものです。「あなたは将来何になりたいの?」と問い続けましょう。そう問われると子どもは自分の将来を考え始めます。そのための情報を得ようとします。
親の夢と子どもの夢はイコールではないことが多いです。親の敷いたレールに乗せることは、今の時代難しいでしょう。無理強いはいけません。子どもが自分で考え、自分で決めて努力することに意義があるのです。そのためにも小学高学年頃からは、子どもの意見を尊重して責任を持って行動するように促しましょう。これが自立の準備です。そして親は「協力は惜しまないよ!」と伝えて下さい。


<異性について>
思春期を迎えた子どもは男女関係に大きな興味を持ちます。異性に興味を持ち好きな人ができることは自然なことです。健全なお付き合いができるように、性教育をしっかりやりましょう。性教育は学校に任せるのでなく、女の子は初潮があったときに母親が、男の子は精通を経験する12〜13歳頃に父親が話すと良いでしょう。親からそのような話をされたという事実が、その後の彼らの行動に良い意味でブレーキをかけることでしょう。


<子どもが相談しやすい家庭を作る>
思春期の子どもたちが抱える悩みごとは、自分の力では解決できない難題が多いです。そして親が解決してあげられることも少ないのです。親に出来ることは、悩みを相談できる家庭環境を作ることです。そして本人が自力で解決するための糸口となる考え方を与えましょう。それは歴史上の人物や思想家の話かもしれません。大人ならどのように心の折り合いをつけるのか、どのように問題を解決するのか学ばせるのです。親も長い人生を迷いながら自分の道を切り開いてきたことを伝え、しっかりと道徳教育をしましょう。幼い頃からコツコツと努力をして小さなハードルを越え続けることを知っている子は、どんなに苦しくても乗り越えることは出来ること。親は子どもの味方であることを伝えましょう。それまでに育んできた親子の絆があれば必ず道は開けるでしょう。


<参加者の感想>
今回も率直なご意見とご感想をありがとうございます。私も勉強になることばかりです。以下にご紹介させていただきますね。
・日々コツコツと努力する、反復する力が社会に出てから生き抜くために、とても大切であることを更に実感しました。
・思春期という大変な時期を乗り越えるために、親子の絆が重要になることを知りました。心が通い合う家庭を築いていこうと思います。
・思春期までにはまだ数年あるので、先輩の方々のお話を聞いてイメージすることが出来ました。逆算して、今をどう過ごしていったら良いのか考えさせられました。
・大切なことは何回も家族会議を開いて、家族みんなで考えていく。その過程が大切だというお話が、大変参考になりました。子どもに相談される家庭を作っていこうと思います。
・心と身体のギャップが、思春期に起こるイライラなのだと知りました。
・コツコツと努力する習慣が、大人になるまで必要だという話を聞き、ピアノでその習慣が身についてきているので有り難いです。

・年に3回の学ぶ会が楽しみです。もっともっとお話をお聞きしたいです。


今回もありがとうございました。次回も一緒に学んで行きましょう。私も一人の母親・教師として糧にして参ります。

では。


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