印象派の作品と音楽は密接な関係があります。その関係性の緒を自分の眼で確認しよう!と先生方と出かけたのでした。輪郭をぼやかす画法や空間を漂う様、遠近感、光と影のコントラスト、無限に造られる色彩から描かれる風景画に魅せてしまいました。この印象派の画家たちに影響を受け、ドビュッシー やラヴェルが描写音楽の世界を開拓したのは有名な話です。その画家たちの作品からどのようにその思想を音にしたのだろうか・・という目的を持って鑑賞したのは初めての経験でした。勿論、その答えは簡単に見つかるものではありません。しかし、その時代の空気に触れることができたような気がしました。
私は今までにも印象派の鑑賞は何度も経験がありますが、自らの知識の積み重ねと、印象派の作品を取り上げてレッスンしてきた経験が相まって、コロナ前にルーブル美術館で鑑賞した頃から発見が多く、感じることが変わってきました。そして今回、更に理解を深めることができたのです。画家の一筆一筆が、音楽の一音一音になり自然界の様をリアルに表現していました。優しく繊細なタッチ、激しい動きを感じさせるような力強いタッチなどそのままを音に変えてみようと思えました。150年前(明治時代)のフランスの芸術をさらに紐解いてみようと思います。
私たちが日々格闘しているクラッシック音楽は伝承音楽です。指導者が学びが足りず、間違ったことを生徒に伝えてしまってはなりません。一生学び続けるのですね。クラシック音楽の果てしなく大きな課題があることが嬉しいです。歩き続けましょう!
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