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2017年2月12日日曜日

私達も一緒に学びます

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 保護者の皆様が集う「学ぶ会」が開催されました。今回は6回シリーズの3回め「子どもに身につけさせたい力」と題してお話させて頂きました。雪降りしきる中、ご参加下さった方々に感謝申し上げます。今回の内容は改めて、多くの力が結集して子ども達は成長していくのだなぁと思い知らされました。そのため盛り沢山の内容になりました。ここではその中から、ピアノ学習をしながら充分に養える力について書かせて頂きます。また学ぶ会当日も時間の関係上、省かせて頂いたところも補足したいと思います。

<集中力>
   子どもは誰でも集中力を持っていると思います。なぜなら、好きなことや興味を持っていることは、長時間根気よく続けることができるからです。それこそ集中力ではないでしょうか。ですから集中力をつけたいならば、子どもが好きなことや興味を持っていることから始めれば良いのです。子どもが夢中になっている時は、自らが掲げた課題に向かって無駄なく能力を注いでいるときなのです。親もお子さんが満足するまで何時間でも付き合いましょう。そうすることで親子の絆も深まり、お母さんを寄り身近に感じるでしょう。
   集中力のスイッチON・OFFが身体に入るまで続けて下さい。お子さんは、その経験から集中することの効果や快感を体感します。そしてその快感を求めて、他の分野にも集中力スイッチをONに入れるようになります。そうなれば安心です。それまで根気よく付き合いましょう。

<判断力>
   人間形成上「自らが考え判断し、選択したことに責任を持つことができるように育てる」ことは重要な条件でしょう。しかし判断するには判断するための情報や資料などが揃っていることが必要です。それを参考にして決めていきます。それも経験量が必要です。幼い頃からその過程を親子で練習しましょう。
   判断力を養う方法として、私は彼らの思考回路を辿ります。問題に対してどのように考え、その答えを導き出したのか説明をさせます。つまり算数の式の部分です。そしてどのポイントでそのような考えに至ったのかを話し合い、正しく判断することの重要性を学習させます。その点、ピアノは瞬時に判断することの連続の芸術です。今出した音に対して次の音の響きを決めます。ですから時間の芸術と言われているのです。集中力・判断力が大いに学べます。時間はかかりますが、ピアノによって判断力を養うための訓練ですから根気よく取り組みましょう。

<応用力>
   目標に向かって先を見通せる人は、臨機応変に自分のやるべきことを組み立てられる人です。計画を立ててもその通りにはならないものです。そこで目標達成するために臨機応変に物事を考えられる人は柔軟な頭の持ち主で、応用力のある人と言えるのではないでしょうか。これもピアノの練習過程で養われます。「以前のあの曲のあの部分と同じだから、あの練習方法がいいんだ‼︎」などと、経験から解決方法を見出していくことが基本となります。基本無くして応用はありません。ピアノは応用力がないと効率良い練習ができません。小学低中学年で基礎固めをして高学年から応用できるようにします。

<思考力>
   学問は「なぜ?」「どうして?」という疑問を持ったことから発明・発見が生まれました。人は「できた!」「わかった!」と思った時からそれ以上に追求しようとはしなくなります。ですから「本当にできたの?」「本当にわかったの?」と自分に問いかける習慣を付けることで、自分の思い過ごしを避けましょう。疑問を持つことはとても大切なことです。そこから「考える」という行為が生まれるからです。常に「どうしたらよいのか」と自分に問いかけることが、学習の意欲を駆り立てモチベーションアップへと繋がります。
   私のピアノ指導の目的の一つに「練習メニューは自分で考える」というのがあります。小学高学年になったら「ここを弾けるようにするにはあのリズムとこのリズムを組み合わせて…」とリズム練習を選択できるようにするということです。このような能力は他の分野にも大いに役立つでしょう。

<想像力>
   想像することは、絵や文字が無くても無限に楽しむことができます。その世界を音楽で表現することができます。まさしく感性の表現です。多くの知識と経験から豊かな想像の世界を楽しませて下さい。

<会話力>
   会話をするということは人の話を聞くということです。そして自分の意思をまとめることに繋がります。相手がどのような考えを持っているのか知る手段です。相手の話に共感できたり、アッと驚くような話題を提供されると会話は弾むものです。
   ピアノ演奏の中にも会話がたくさん出てきます。決められたセリフで演じる劇と同じく、ピアノも楽譜があり演奏者の解釈によって表現されます。演劇と違うことは会話の相手がいないことです。ピアノは登場する総ての人を演奏者一人で表現します。それがピアノ演奏の宿命であり、醍醐味でもあります。そこで表現する技術と表現アイデアが欲しいのです。常日頃から想像力や多くの人との会話、ものを見る眼を養いたいですね。

<観察力>
   ものを見る眼を養うことはあらゆる世界に通用する能力だと思います。隅々まで神経を張り巡らせ些細な変化にも気づく能力は、創造性や研究心だけでなく成績向上にも繋がります。そして何よりピアノ演奏に大いに役立つのです。
   楽譜は「見る」のではなく「読む」のです。同じ音形がどこにあるのか、またどこが違うのかを見極めることから読譜は始まります。その変化を見つけられないとリーディングミスを招きますし、暗譜にも支障をきたします。学習面でも何回見直しても間違いを見つけられないことがあります。文字の上を目が素通りしているのです。細かいことに神経を注ぐ習慣を付けましょう。

<質問すること>
   質問することは大切な行為です。「なぜ」「どうして」にきちんと答えを見出してあげないと、説得力に欠ける形だけの音楽になってしまいます。特に楽譜は記号の集合体ですから尚更です。解らなければ先生に質問する勇気をもち、解釈することの完全理解を目指しましょう。
   お子さんにとって一番質問をしやすいのはご両親でしょう。その質問に真摯に向き合ってあげてくださいね。親子の会話も信頼関係も育まれることでしょう。

<自制心>
   「がまん」を知らない子は社会に順応しない・団体行動を乱すなど周りの方々に迷惑をかけることになりかねません。ピアノ演奏もメロディーを引き立てるために、伴奏を控えることの難しさは承知の通りです。ピアノの演奏は社会的バランスを表現しているのと同じだと思うのです。人間関係でも演奏バランスでも、主張するところ、控えるところをコントロールが肝心なのです。教育の現場では6歳ごろまでに社会参加できるように躾けると言われています。子どもが始めに乗り越える試練かもしれません。頑張ってほしいものです。

<外国に関心をもつ>
   私たちは西洋音楽を学んでいますので、西洋の国々の歴史・伝統・文化などの知識を得ることは必須です。音楽を通して外国に興味をもち、その知識がコミュニケーションの手段に活かされるでしょう。たとえ英語が話せても心を通わせることは容易ではありません。相手の方と共感し合って、コミュニケーションが取れるように知識をもつことは大切なことです。これからのグローバル時代に生きる子ども達です。英語をより有効に使うために外国に関心をもって取り組んでほしいです。そのきっかけをピアノ教育から始めたらいかがでしょう。ピアノ演奏は作曲家の国の歴史・作曲家が生きた時代背景などを調べて演奏に活かすのです。それを上手に活用して下さい。


今回も参加者の皆さんの声を掲載させて頂きます。(抜粋)
   *今まで、子どもに身につけさせたい力という事を深く考えた事がありませんでした。ハッとさせられたり、そうだなぁ〜と納得する事もあり様々な力があることに気づきました。我が子がピアノに限らず学習面でも向上していけるように、集中力の「本人が納得・満足するまでやらせる」からさっそく始めようと思います。

   *娘がピアノを通して一人前に自立した子どもになってほしいと思っています。親として心配な点が多かったのですが、今日の話を聞いて安心しました。子どもの集中していることに向き合って、集中力を高めてあげられるようにしたいです。

   *子どもと母親の関係を見直すきっかけになりました

   *子どもがいくつになっても始められることがあると思いました。今日からトライしてみようと思います。

   *忙しく毎日が過ぎてしまいますが、こうして立ち止まって考えることが大切だと思いました。

   *普段無意識でいたことに気づく機会になりました。理想通りにはいかないので、実行することを意識しようと思います。


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2016年12月31日土曜日

1年の締めくくりはバッハで‼︎

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早いもので2016年もフィナーレを迎えつつあります。12月の主な活動を報告したいと思います。

12日:町田パーフェクトセミナー   中級シリーズテクニック編

町田パーフェクトセミナーにご参加の皆様、お世話になりました。5・6・11・12月と4回も皆様と学ばせて頂き、充実しながらも楽しい時間でした。町田周辺に限らず、静岡など遠方からのご参加には頭が下がる思いです。毎回70名からの方々が集い学び合うことで、皆様の熱気が伝わり、ついつい私も予定外のことまで話が弾んでしまい、最後は大慌てでまとめるという結果となり反省しています・・。とは言え、皆さまの積極性と熱意に私もパワーを頂きました。有り難うございました。


17日:田代直子&中山里紗ジョイントリサイタル「母校に感謝を込めて」


宇都宮短期大学出身の両人が母校の須賀友正記念ホールにおいて、ジョイントリサイタルを開催しました。教え子である中山里紗にとっては22才にして初のリサイタルでして、彼女の全てを出し切って臨んだ演奏でした。演奏終了後、会場から出て来られる聴衆の皆様が顔を赤くして興奮しておられる姿を拝見して「若き2人の思いが伝わったんだ‼︎」と私もホッとすると共に嬉しく思いました。宇都宮短期大学及び関係者の皆様の、多大なるご支援とご協力に感謝致します。そしてこの若い2人の演奏家の今後の活躍を大いに期待したいと思います。


18日:つぼみの会ピアノ発表会

昨年から2年連続で行われました、東音企画主催「バスティン 夏期集中講座」の講師を務められた加藤祥子先生の発表会です。今回は「グループレッスンをステージで!」ということで、これまでの通例スタイルを一変した形で発表されました。
1部では鍵盤ハーモニカでのアンサンブル・親子連弾・ヴァイオリンとのアンサンブルという、いろいろな形態でバッハに取り組みました。今ブームの鍵盤ハーモニカにおいては、小学生の肺活量が十分でないため、テンポを早めたり一つの旋律を数人で分け合って奏したりと、仕上げるまでには試行錯誤を繰り返したようです。その甲斐もあって、まとまりと安定感が非常にある演奏となりました。生徒さんたちも呼吸の大切さやアンサブルの面白さと難しさを感じたことでしょう。
2部ではピアノソロ演奏および保護者を交えた合唱と続きました。ソロ演奏はちょっと背伸びの選曲でしたが、発表会に向けた先生と生徒の熱い思いが結集したのでしょう。私の心配は要らなかったようです。素晴らしい演奏を聴かせてくれました。
先生・生徒・保護者が一体となって作り上げたことが感じられる発表会で、その力には目を見張るものがありました。祥子先生おめでとうございました。心からお祝い申し上げます。


23日:日本バッハコンクール  宇都宮地区大会実施
              
今年も総勢144名と大変多くの参加があり、白熱した演奏のもとで終了することができました。私にとって今年最後のイベントであり、終日バッハに浸れる日でもあります。大好きなバッハ。奥が深く掘り下げても掘り下げても嬉しい発見をくださいます。それに充実感や心の豊かさ・平安を与えてくれます。ですから生徒と取り組むバッハ作品のレッスンは私にとって至福のひと時でもあります。そんなバッハと共にいるような気がする時間なのです。そのような機会を常々与えてくれているバッハに感謝して今年最後のひとり言を終えようと思います。


1年間 つたないブログを読んで下さり有り難うございました。また来年も細々と続けますので、どうぞよろしくお願い致します。

皆様、良いお年を。

IKUKO


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2016年9月20日火曜日

熱き夏は過ぎ去りて

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熱き夏は過ぎ去りて心に面影を残す。


リオ・オリンピックと異常気象による台風についてのニュースで一色だった8月。私はピティナピアノコンペティションとバスティン夏期集中講座の準備に没頭していました。皆さんはどんな8月でしたか。

中山里紗さんが、ピティナコンペティションの全国決勝大会においてグランミューズ部門で3位に入賞しました。おめでとう!! 心からお祝いを申し上げます。彼女の頑張っている姿を見て、オリンピックのアスリートのように里紗もがんばれ!と心で応援していました。

彼女とは高校1年生のときからの付き合いです。ピアノを弾いていることが何よりも好きなようでした。高校生にしては身体も小さく、オクターブがやっとの小さな手で、和音になると届かない音が続出します。そんな彼女は「私の弾ける曲はどれ・・・」と模索していました。与えられた曲を何の疑問も持たず学習する生徒が多い中、彼女は自分の手で弾ける曲を探すことから始めるのです。

その次に、楽譜を見つめ、どのようにしたら弾けるのかを創意工夫しました。練習に多くの時間を費やしているにも拘らず、彼女から手を痛めたということは聞いたことがありません。つまり自分の手を労わりながら弾くことも学んでいたのです。ピアノを長時間弾く事に耐えられる手を作り上げたことも、彼女の成長に大きく影響したのでしょう。

テクニックの基礎、様式に沿った表現方法、全ての音を聞きわける良質な耳、そして自分の身体の条件を考慮した演奏法をバランスよく身につけたのです。そのような彼女だからこそ、日本で最大級のコンクールで入賞すると言う快挙を成し遂げたのでしょう。


 彼女の日々の努力を知るものとして、尊敬の念をこめて再度「おめでとう!」と申し上げます。今後の活躍を願っています。後輩たちよ、あとに続け・・・!!


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2016年6月21日火曜日

気楽に気楽に

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皆さんこんにちは。


はりきってブログを書き始めたものの、日々の生活に余裕がなく、中々更新ができません。気負い過ぎたこともあり、少々肩の荷を降ろして気楽に行こうと思い始めています。どうぞ宜しくお願いします。 

5
22日:ピアノデュオコンサート私の門下である齋藤文香さんと私の恩師の門下生である篠崎のぞみさんによる、ピアノデュオコンサートに行ってきました。若手ピアニストの意欲的な演奏で、ヨーロッパで培われたセンスの良さも随所に見受けられました。ラヴェルの「ラ・ヴァルス」とデューカスの「魔法使いの弟子」は、お二人の持ち味がよく表わされた演奏でとても楽しめました。また、サン・サーンスの「動物の謝肉祭」もナレーションとイラストを組み合わせた親しみのもてる演奏空間となりました。お二人のこれからのご活躍を期待しています。


 6
9日:学ぶ会 新シリーズ私は子育て期間を親元から離れて独立する時までと考えます。その成長過程を6回に分けて話題を提供させていただきます。


 
今回は「第1回 子育てのための心構え」についてお話させていただきましたが、その中から一部を紹介します。 
 子どもは「歩行」と「ことば」を得る事で自己主張が始まります。歩行に自信が持てると、自分の足で意のままに身体を動かすことの楽しさを知り、とにかく動きたがります。そのような時は、身体を動かしながら学ばせればいいのです。歌を歌いながら歩く、音楽に合わせて踊る、音楽に合わせて楽器をならすなど、リトミック教育の始まりです。ピアノの音に合わせて歩くことから始まるリトミックでは、常にピアノの音に集中しながら即時反応を養います。その場の状況を察知して判断することを学ぶことで、節度ある生活やその場に順応できる人となるのです。
 その後、幼稚園や小学校入学のための準備に入ります。集団生活はできるだろうか。友達と仲良くできるだろうか。先生の話に耳を傾ける事ができるだろうか・・・親としては不安もいっぱいです。そのときにソルフェージュ教育の聴音が役立つのです。音の高低から始まり、上がる・下がる、同じ・違うなどを聞き分ける教育です。目に見えない、形のない音に集中して判断する能力を養います。このようにポイントに耳を傾ける訓練は、人の話を聞く習慣を付けることに一役買っているのです。
 そして4~5歳になると手や指が独立してきます。器用に動かすことが出来るようになるのです。いよいよピアノを演奏する練習のスタートです。このように早期学習が必要な音楽教育は、子どもの成長に大きく影響を与え、役立ちます。ピアノ教育をベースにお子さんの成長に合わせた学習スタイルを考えましょう。 参加者の方々の感想を抜粋でご紹介いたします。


  自分自身の過去を振り返り、まだ日の浅い子育て期間を振り返り、これから待ち受ける子育てシーンを想像しながら反省したり、気づいたり、必死に考える時間でした。*  子育ての喜びを改めて実感するとともに、責任の重さを深く認識しました。子どもに感謝しつつ、共に成長していきます。
  「自分の子どもは自分が責任をもって育てる」という信念を、親が持っていなければいけないと思いました。子どもの可能性を信じて接していきます。
  知らないまま過ごしていたら大変な事になっていた・・・と驚きと後悔でいっぱいでした。今日のお話を出来るだけ活かせるように上を向いて頑張っていきます。
  毎日の生活が慌しく、息切れしてしまって余裕がなく、子どもとじっくり向き合うことがなくなっていました。向き合うときは叱っているときだけ。心のどこかで子どもの安心した笑顔が見たいのに・・・今日は「お帰り」と笑顔で迎えられそうです。
  学ぶ会に参加するたびに反省し、気持ちを入れ替えることが出来ます。今はピアノの練習のときに「どんなふうに弾いたらいいのか」、「先生はどんなふうに話していたか」を子どもに何回も訊いて練習させています。子どもが自分で出来るようになるまで問いかけ続けることを大事にしたいと思います。



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2016年5月28日土曜日

4月の活動報告

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7日:入学おめでとう!!
4月と言えば入学式ですね。今年も新しい世界への巣立ちがありました。
MNさんが宇都宮女子高等学校に入学しました。おめでとう!! 彼女は幼稚園のときから欠かさずコンクールを受け続けてきました。合格をしたときのお母様のことばがとても印象的でしたのでご紹介します。「受験は初めての経験でしたが、コンクールを受け続けてきたお陰で親子共々心のコントロールができ、実に落ちついて受験当日を迎える事ができました。」というのです。それを聞いたときに、ピアノから多くのことを学んできた親子だな・・と嬉しく思いました。これこそピアノパワーです。彼女は合格して1週間後にはレッスンを開始しました。次のコンクールに向けて準備中です。これからも益々楽しみです。

WYさんも筑波大学人間学群教育学類に入学しました。第1希望の大学に合格した実力者です。彼女は小学校低学年から私のところに通い始めました。明るく前向きでチャレンジ精神が旺盛な生徒でした。学校でも常にリーダーシップを発揮し、期待の星だったようです。しかし、ピアノではオクターブがやっと届く程度の小さな手で苦労しました。満足する結果が得られず、悔しい思いを何度も経験しました。しかし、その経験は彼女の精神を強くし、絶対に諦めないこと、一度決めたらとことん追求することと集中力を養いました。そして、見事に自分の夢を現実にしたのです。サークル活動も2つ入部したそうです。持ち前の性格で大学生活を楽しんでいくことでしょう。

17日:羽村ステップアドバイザー
羽村ステーションリーダーの萬先生とは、第1回バスティンツアーでご一緒した時からのお付き合いです。萬先生からお声をかけて頂き、久々の再開ができたことに感謝いたします。萬先生もお変わりなく、ご活躍の様子で嬉しく思いました。萬先生をはじめ羽村ステーションが益々発展することを願っています。

19日:横浜でブルグミュラーの講座
山響楽器中山店において「ブルグミュラー25の練習曲」をアナリーゼの視点からお話させて頂きました。楽曲の表現を決めるのに大きな役割をもつアナリーゼ。和音記号とコードネームを併用することのメリットと、アナリーゼから想像したブルグミュラーの人物像など盛りだくさんの内容でした。準備は大変でしたが、2歩も3歩もブルグミュラーに近づけたような気がしています。

21日:宇都宮バスティン研究会 総会
年度初めに行われる総会です。新役員を選出。本年度の活動方針を決めました。今年は外部講師をお招きして勉強する機会を多くすることとなり、さっそく赤松林太郎先生の講座をお願いすることになりました。昨年は外部の仕事の準備に追われていたので、今年は自分たちの引き出しを満たすための1年にしようと話し合いました。

25日:ステップ課題曲選定委員会
恒例の委員会です。変わり行く世の中で10年後、20年後のステップの望ましい姿を念頭において課題曲を見直しました。

29日:第6回バスティンパーフェクトセミナー
最終回のセミナーでした。中級シリーズまで受講して頂くことで系統だったバスティンメソードをご理解いただけたと思います。そして、パーティーシリーズが大切であることを再認識されたことでしょう。パーフェクトセミナーだからこそ知り得る境地なのです。修了証書を受けられた5名の先生方、おめでとうございます。また、時間の許す限りセミナーに通って下さった先生方、有り難うございました。セミナーでお奨めした初見を多くの先生方が実践され、効果が上がっているという嬉しい報告がありました。また、セミナー中に「心に響く言葉がたくさんありました。」というお褒めのお言葉も頂戴しました。遠方からお越しいただくのですから、少しでもお役に立てれば幸いです。また皆さん!どこかでお会いしましょう。お声をかけてくださいね!!
修了証授与の皆さんです。


30日:宇都宮美術館「森のコンサート」
「サクソフォンとピアノの調べ」と題した新人2人のコンサートに行ってきました。サクソフォンの古谷真唯とピアノの中山里紗、両人とも私の教え子です。初めてのジョイントコンサートでしたが、トークも無難にこなし、満席の会場で堂々と演奏できました。会場の皆さんもご満悦の様子。私もほっとしました。今後も演奏を続けていって欲しい2人です。しっかり自立し、自分の足で着実に歩んで行くことを期待し、応援しています。

コンサートのついでに美術館で開催中の「ガレの庭 ~花々と声なきものたちの言葉~」を鑑賞してきました。アール・ヌーボーの立役者であるエミール・ガレの世界。ガレの自然に対する愛情と観察眼、そしてガラスとの融合の世界に魅せられました。同じ芸術に携わる者として微力ながらも美を追い求めていこうと思います。とても豊かな至福の時間、ありがとう!!
ガレ展のパンフレットです。



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2016年4月10日日曜日

3月の活動報告

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1日:ピティナコンペティション課題曲説明会に参加
今年のピティナの開幕です。例年のごとく浜離宮朝日ホールが満席で、参加者の熱気を感じました。各講師の方々の説明は勿論のこと、軽やかで美しい音色の演奏に魅了されました。

14日:宇都宮短期大学音楽科卒業演奏会
私の門下から2名の卒業生が出演しました。
MSさん 電子オルガン専攻 私は副科ピアノを担当しました。彼女の演奏を初めて聞きましたが、力作でした。卒業後も頑張ってね。
RNさん ソロ演奏の最後を飾る大役を立派に果たしました。彼女の学生生活の集大成ともいえる、すばらしい演奏を披露してくれました。本当によく学びました。これからも社会人として責任ある仕事をしながらも、ご自分を磨き続けてください。応援しています。

17日:宇都宮短期大学卒業式
RNさんが総代で卒業です。おめでとう!! ステージでの姿は堂々としていて彼女の後姿が頼もしく見えました。担当した私も清々しい気分で嬉しく思いました。充実したレッスンの機会を頂きました。ありがとう!またがんばりましょう。

17日:さよならドビュッシー
教え子の高堀耕志くんが、日テレ放映「さよならドビュッシー」のピアノ演奏を担当しました。彼も高校・大学と真面目にピアノと向き合い、成長してくれた事を嬉しく思います。TVを通して彼の音と手の動きが見られるなんて思いませんでした。社会人になっての初仕事です。成功して良かったね。これからもがんばってください。

21日:第5回 バスティンパーフェクトセミナー
今回はベーシックスのレベル3・4でした。マイナースケールから全調へつなげていく内容でした。カットタイム・転回形の重要性についてもご理解いただけたと思います。そしてお楽しみのティータイムはなぜか「信頼関係」についての話題でした。生徒と指導者、指導者と保護者、生徒同士、保護者同士など広範囲に話が広がり、少々長く・・・皆さん真剣でした。次回でこのセミナーも終了です。修了証書がかかっています。受講者のみなさん必ずお越しくださいね!!

26日:第2回 MANI TUTTA発表会

昨年の東音企画主催「バスティン集中講座」の講師をされた渡辺亜希子先生の発表会でした。バスティンメソードの特徴である「セオリー」を全員で発表してくれました。彼女らしい自然体の発表会で、渡辺先生のレッスンルームにいるような気がしました。可愛い生徒さんたちが微笑ましかったです。連弾やソロ演奏の生徒さんの音がとてもきれいで、先生の日頃の指導が反映されていました。渡辺先生は私と共にバスティンメソードを学び合うメンバーの1人です。これからの活躍を期待します。



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2016年3月17日木曜日

二月の活動報告

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6日  「日本バッハコンクール全国大会 中学生B部門」の審査をしてきました。
王子ホールでの総勢103名の皆さんの堂々とした演奏には、心打つものがありました。中学生がフランス組曲を軽やかでエレガントに、そして平均律をみごとに弾きこなすほどの実力がついてきたことを実感しました。中学生という難しい年代にどのように練習時間を確保し、モチベーションをキープしたのか、指導者としても大変興味深く話を聞いてみたくなりました。思春期で情緒不安定な時期に一つのことに集中できることは、これからの人生において大きな力となるでしょう。日々努力を惜しまずピアノに向かっている中学生にエールを送ります。

11日  「第4回バスティンパーフェクトセミナーin宇都宮」を開催
今回はベーシックス版レベル1・2です。音楽として実りある作品が多くなりますので、テクニックの必要性をお伝えしました。アフタータッチ、3種類のスタカート、1モーション、スケール、重音など8種類のテクニックの習得は必見です。
参加者の方々のもう一つの楽しみはティータイムです。1月に行われたレッスン見学にご参加下さった先生方が数名おりましたので、その話題で話が弾みました。テクニック教材の使い方、全調メソードの活用法など、各参加者の感じられたことをお話下さり、充実した時を過ごしました。

1314日「日本バッハコンクール全国大会」において
「小学校56B部門」 AKさん 奨励賞受賞
彼女は中学受験と両立させシンフォニアにチャレンジしました。本番はミスをしてしまったようですが、よくがんばりました。やる気のある彼女のレッスンは指導者としても楽しみです。
「小学校34B部門」 KKさん 銅賞受賞
地区大会終了後、全国大会用の選曲をしたためお正月は譜読みをがんばりました。それからの1ヶ月間、彼女は目標に向かう前向きなたくましい姿を見せてくれました。
「小学校34A部門」 SKくん 銀賞受賞
彼も全国大会用に曲を変えました。そのせいか、お正月が入ってしまったからか、彼のモチベーションは上がらず、最後のレッスンのときにも仕上がった演奏は聞かせてもらえませんでした。「S君らしい演奏にしようね!」と送り出しました。S君!あれから集中して頑張ったんだね。先生にも聞かせてほしかったなぁ・・・苦笑

29日  「第4回バスティンフォーラム2016」総合司会
前日から喉の調子が悪く声が出るのか心配でしたが、最後までやり通せて安堵しました。皆さんにご心配をおかけしてしまい、心苦しく思っています。
今回の宇都宮バスティン研究会は15名が参加しました。ブースを開き、人気教具の販売をしつつ全国の先生方と交流を深めました。活動報告のコーナーでは4番目に登場。2年間の月日をかけて作成した「規約について」、フォーラムのために作られた「音程のうた」、「呼吸法について」の3項目の発表です。フォーラム担当の先生方による寸劇仕立てのステージは「さすが宇都宮!」という好評を頂き大成功でした。スタッフの方々をはじめ研究会の先生方、ご苦労様でした。何事も前向きで真剣に取り組む宇都宮バス研を充分にアピールできたと思います。発表の様子は宇都宮バスティン研究会のホームページをご覧ください。


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