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2016年5月28日土曜日

グループ音楽活動について

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私には多くの方と活動を共にしているものが4つあります。順にご紹介しましょう。


1.「グループ飛翔」
私の教室の生徒さんがメンバーです。2歳児から社会人まで。導入から受験生、コンクールをチャレンジされる方、大人の方までどなたでも仲間になれます。最近、障害をもっていらっしゃる方も入会されました。
主な活動は発表会です。グループ飛翔のメンバーであるという意識を高め、全員が目標に向かって協力し、成功へと導く大きな活動です。
私の発表会はソロとアンサンブルステージで構成されます。ソロでは、開催の度に決めるテーマから作られるストーリーに添って、各自に与えられた作品を演奏します。ストーリーの流れに合う表現ができるのか、重責を担って取り組むことになります。演奏力を披露するステージです。一方、アンサンブルステージでは異年齢のグループに分かれ、年長者が中心になってグループをまとめます。各グループの個性を自由に表現して発表するものです。ここでは人づくりを核に、皆で協力し、アイデアを出しあってステージを作ります。そして、お客様に楽しんでもらえる演奏をすることを経験します。
発表会の目的は、参加者全員によるステージ作りを学ぶことです。各自の演奏力はもちろん、条件が異なる生徒一人ひとりが助け合い、励ましあって成功に導く過程を学びます。保護者同志の付き合いも深くなり、心からサポートして下さいます。そして、それぞれの親子がグループ飛翔の理想的な環境を作ってくれます。生徒にとっては年齢に関係なく、皆が同じ目標を持つ仲間であり、保護者はグループ飛翔の全てのメンバーと自分の子供のように接してくれます。まさに人づくりの現場です。だからこそ当教室を卒業した先輩たちが、発表会に参加してくれるのです。演奏する者、スタッフとして手伝ってくれる者など様々な形で参加してくれます。卒業生にとっては発表会がグループ飛翔の同窓会なのです。このような環境を作ってくれた嘗ての生徒や保護者の方々に深く感謝し、これからもこの環境を更に良いものにすべく努力していこうと思います。

2.「宇都宮バスティン研究会」
第1回バスティンツアーに参加したことをきっかけに、故小川志津子先生から3年間、バスティンメソードの指導法講座を受けました。その受講者たちから「このまま学ぶ機会を!!」という希望があり、1992年に発足しました。あれから24年間、宇都宮バス研は進化し続けました。その間、バスティンメソードの指導法の研究をベースにした他のメソードとの比較研究。良い響きを奏でるための脱力は身体から・・と「こんにゃく体操」を実践。バロックダンス、心理学等についても外部講師をお招きして学び続けています。また導入期に有効な教具の開発、製作。そして、その教具の効果を見極めようと独自に「チャレンジ検定」を立ち上げて開催。ピティナからお話を頂いてステーションを立ち上げ、ステップ開催。またステップ課題曲基礎1~5の選曲の依頼も受けました。そして、2015年には東音企画主催「夏期集中講座」の指導講師として、研究会代表6名の先生が指導講師として活躍されました。このように活動範囲も大きく発展してきました。これも会員の方々のお陰と感謝しております。当研究会は東京バス研、龍ヶ崎バス研に次ぐ、長い歴史をもつ研究会です。これからも実績を一つひとつ積み重ねていこうと思います。

3.「グループ音学」
この活動は、全日本指導者協会専務理事の福田成康氏からのお薦めで、2003年に開始しました。
このグループの活動は2つの分野に分かれています。1つめは、地元で活躍するアーティストの支援を目的とした活動です。2つめは、ピアノを使っての子育て方法を学びながら常日頃の悩みを解決し、心をリセットして頂く場を提供することを目的とした母親の会です。子育てをしながら抱えてしまうストレスを解消し、ピアノに親子で向き合うことから学ぶ子育て術を見つけます。子どもは脳の活性と共に豊かな音楽の世界で人間性と芸術性を身につけ、一方母親は子どものピアノの練習を見守りながら子どもとの付き合い方、導き方などを学びつつ、子どもと共通した「音楽の世界」をもつ喜びも味わいます。私の経験の全てを結集して臨ませていただいています。

4.「日本バッハコンクールin宇都宮実行委員会」
日本バッハコンクール実行委員長の石井なをみ氏から依頼され、開催する運びとなりました。以前からピアノ指導者としてバロック音楽の重要性を感じておりましたので、石井先生のお考えに賛同し、お手伝いさせて頂くことにしました。回を重ねる度に参加者のレベルが着実に向上し、手ごたえを感じています。

このように多くの仲間と切磋琢磨しながら社会へ発信しています。生徒、保護者、指導者がピアノを核として交わることで活動を深めています。




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2016年4月10日日曜日

母親になって

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多くの女性が歩む道を私も自然に歩み始めた20代。社会人となり、ピアノ講師として面白みとやりがいを感じ始めた頃に結婚し、出産しました。そして双子の親となった私は、ピアノ講師としての仕事に魅力を感じつつも、子育てにウエートを置かざるを得なくなりました。無我夢中で子育てに取り組み、息子たちが幼稚園入園をする時に、主人と「夕食は家族全員で食べる」という約束をしました。そのルールを守るため、平日は早々に仕事を切り上げ、土・日曜日に集中させて乗り切る形が私のライフスタイルになりました。

そして、息子たちのピアノ教育を本格的に始めなくてはならない頃、偶然にも第1回バスティンツアーの募集がありました。バスティンメソードを勉強したことが無く、息子たちのピアノ指導法に悩んでいた時でしたので、参加する事にしたのです。5歳の2人の子供たちを置いて、6日間の海外ツアーに参加する事は大きな決断でした。子供たちのことも心配であり、主人をはじめ周囲の方々に迷惑をかける事は承知しておりましたが、それでもその後の息子たちの教育のためにバスティン先生直々の研修が受けられることは、私にとって何事にも代え難い魅力でした。あの研修に参加したからこそ今の自分があるのです。家族の未来を読み、即答で賛成してくれた主人と、サポートしてくれた方々に感謝しております。バスティンメソードに深く関わる私の人生はこうして始まったのです。

子育てとバスティンメソードを学び、実践した30代。バスティンメソードの理念を知れば知るほど、子育ての理想的な形が見えてきました。それ以来バスティンメソードを活かした子育てを実践することになったのです。バスティンメソードに巡りあえて本当に幸運でした。私は迷うことなく子育てに取り組む事ができました。そしてピアノ講師という職業は、人づくりの一端を担っていることも知りました。そのようなスタンスで子育てと仕事に従事した結果、“子育て=ピアノ指導=教育=人づくり”であることに気づいたのです。

ピアノ指導者としての立場でしかなかった自分が母親になったことで、人づくりにおける母親の役割の大きさに気づかされました。母親の考え方や価値観は、もしかすると父親以上に子供の成長に深く関わり、影響するのです。
子育てを経験したことで気づいたことを、いくつか挙げてみます。
・躾の段階から人間形成につながっていること
・ゆるぎない信念とポリシーをもって真剣に子供に向き合わなければならないこと
・学ぶ土台は反抗期までに確立しなければならないこと
・母親の忍耐が子供の成長を促すこと
・反復力が自信を生み出すということ
・努力とその成果を出した時の感動をくりかえし体験させることの大切さ
・小さな目標達成に始まり、より大きな目標達成へと導くこと
・努力の集大成であるステージでの演奏や受験などで実力を充分に発揮するための訓練をさせることの必要性
・子ども自身が自己管理できるように育てることの重要性
等々・・・多くの気づきがありました。今もそれを主軸としてピアノ指導をしています。

私の人づくりのモットーは、ピアノ講師と母親という双方の経験から生まれたものです。そのモットーを確立した現在、私に出来る事はその人づくりのノウハウをピアノ講師のみならず、多くの方々に伝えることだと考えています。


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2016年3月1日火曜日

ピアノ指導者として

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私がバスティンメソードを学ぼうと思ったきっかけは、恩師の姪子さんをお預かりすることになり恩師からバスティンメソードを薦められたからでした。
とにかく勉強しなきゃ!と思い右も左もわからないうちにバスティンツアーに参加したのです。ツアーに参加してみると私の知っている指導法とは水と油のごとく違うものでした。帰りの機内では、驚きと感激と期待とが入り混じって興奮し「帰国したらどのように勉強しようか」と思案し続けていたのを昨日のように覚えています。その後、バスティンメソードの理念を知れば知るほど、奥の深さと創始者の学習者への思いが見えてきて益々魅力を感じるようになりました。

あれから30年あまりバスティンメソード一筋の指導人生です。楽しみながらいつの間にか身についてしまうソルフェージュやセオリーの分野。そして良質な知識と耳を養いつつピアノ指導が始まります。しかもグループレッスンと個人レッスンを併用することの大きなメリットがあることも知りました。時を同じくして、私の息子2人ともピアノ教育を始める頃でしたので100%私の実験台となりました。何よりそのような存在が我が子でよかったと胸を撫で下ろしながら、息子たちには「ごめんね!」と心の中で詫びています(苦笑)それでも音楽大好き人間に育ってくれたことは嬉しく思っています。

バスティンメソードはセオリーとテクニックを両輪としてしっかり学び表現とつなげていく総合教材です。そしてその表現をするために関連する全てのことが、系統立って組み立てられ見事なカリキュラムとなって提示されています。実に完成度の高いメソードだと言えると思います。バスティンで学んだ方はバッハやモーツァルト、ベートーヴェンをはじめショパンやシューマンなどの上級の作品を自らがアナリーゼして表現方法を見出していけるのです。

私は曲がりなりにも音大で楽典やソルフェージュ、和声学などを学びました。それがピアノ演奏にどのように関連しているのか知らないで卒業しました。今から思えば実に恥ずかしいことであり残念なことでもあります。学生時代にもっとその重要性に気づいていれば・・・といつも悔しく思っています。それに気づかせてくれたのはバスティンメソードだったのです。このようなメソードにめぐり会えたことが嬉しくバスティン先生に心から感謝しています。でも指導者にとってはけして易しいテキストではないでしょう。なぜならテキストには参考書がないからです。生徒と同じテキストの一曲一曲に与えられた指導内容を読み取り教えなくてはなりません。指導者が総合的な指導カリキュラムを持っていないと、指導不足または要求過多で生徒が消化不良になってしまうなどのケースが出てきてしまうのです。それには指導者自身の学びへの精神と経験が大きく影響するでしょう。そのために指導者は学び続けていなくてはなりません。その重要性と必要性を感じてらっしゃる指導者が大勢いらっしゃるのだと思います。ですから私のような者のセミナーに、リピーターの方々が何度も足を運んで下さるのでしょう。そして私もその方々に背中を押されるような思いで学び続けるのです。


バスティンメソードがセオリーとテクニックと表現の相互関係においてバランスよく学ぶことと同様に、生徒とのレッスン経験と保護者との信頼関係とセミナーの受講者の皆さんとの相互関係によって現在の自分に育てて頂いたと感謝しています。残りの人生を私の知識と経験が、私と縁のあった方々にお役に立つのならば精一杯努めさせて頂こうと思っています。




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2016年1月26日火曜日

ピアノ教育は人づくりに繋がる

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音楽は目に見えないものを美しく知的に創造して心の中に形づくり、それを音によって人々に伝える芸術です。その内なる美しい感性を美しく表現するためには、技術だけでなく知性や心をも磨かなければなりません。時間と労力をかけて作品を創り上げていく過程での尊い経験を積み上げ、それが完成に至った時の達成感を表現者としての糧とし、その上で、一度しか弾くことが許されない宿命を抱えての演奏というプレッシャーに負けないだけの強い精神力を養う必要があります。最後にそれらの全てが演奏という形で表現された時にはじめて、人々に喜びや感動、勇気や安らぎを与えることが出来るのです。

その目に見えないものを、ピアノ演奏という形で表現できるまでに導くのが私達ピアノ教師なのですが、その教育には努力、達成感、自信、自主性、精神力など子どもたちに学ばせたい全てのことが含まれています。私は長年におけるピアノ教育と子育ての経験からそのことに気づき、「音」を通して人づくりをするという教育方針を確立しました。ピアノ教師は技術の伝達者ではありません。子どもを育てるための協力者です。私はピアノを通じて人づくりに携わっていきたいと思っています。



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2016年1月25日月曜日

プロフィール

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皆様、初めまして。

これからブログを始めるにあたって自己紹介をしたいと思います。私のピアノ講師としての本格的な活動歴を先にお知りになりたい方は→こちらや→こちらをご覧いただければと思いますが、ここでは母親・指導者の立場で、40年余り歩み続けてきた一人の女性として読んで頂ければ嬉しく思います。

小さな頃からとにかくピアノが大好きで、常にピアノと生活を共にしてきました。いつしかピアノ以外の道は考えられなくなり、それしか取柄がない程にまでなった私はピアノの先生になりました。結婚、出産と人生の節目を迎えたその後もピアノに触れる日々の生活は変わることなく、長い時が経ち現在まで来ています。実はいつから教え始めたのか定かでは無いのですが、1977年開催の第1回発表会のプログラムが残っています。ですから、かれこれ40年の指導歴ということになります。


1976年頃 ピアノ指導者としてのキャリアをスタート。


1983年  双子の男の子を出産。
母親となった私の子育てはこの日から始まりました。


1989年  第1回バステイン・ツアーに参加。
これがきっかけで、バステインメソードの勉強を始めました。
私の子育てとピアノ指導者としての生活は19年間続きました。その間バステインメソードの勉強・実践・研究・経験を増やし、コンクール審査員としてのキャリアも積みました。

2003年  2人の子どもが大学に入学。子育ての区切りを迎える。
これと同時に、私の人生は一変しました。バステインメソード指導講師としての講座と、自らの子育ての経験とピアノ教育をタイアップした子育て講座の講師としての仕事を仰せつかり、現在でも全国を飛び周っています。

2009年  ピアノステップやコンクール開催に関する仕事を開始。
ピアノ指導や講座だけにとどまらない、より幅広い仕事を仰せつかる様になりました。

2016年  今年からこれまでの自分の人生を語るブログを始めます。
これからよろしくお願いします。


IKUKOより




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