2021年11月5日金曜日

ポジティブという魔法

こんにちは。IKUKOです。

最近、ポジティブそのものという方に巡り会いまして、改めて『ポジティブ』ということを考えてみました。

一般的には積極的な考えや行動を指すと思われます。

私もどちらかと云えばポジティブな方と思っていました。その様な私の前にその方は驚きと共に現れました。60分のレッスンが注意される事ばかり。中々褒めてもらえない状況の中、「先生の教えの様に弾けたら素敵になるわ。楽しみー!」とポジティブな言葉かけ。多くのお母さんは注意されたことが多いほど、厳しい顔になり「練習させなきゃ!」という思いでお帰りになります。しかしこのお母さんは違う。練習させなきゃ!と強く思うほど、やる気を起こさせる様な言葉かけを私の前で発していきます。「○○ちゃんなら出来ると思うんだ!」と。

私は45年間ピアノ指導者として多くの親子とお付き合いしてきましたが、初めてのタイプのお母さんです。家でもこのポジティブなスタンスを貫いているのだろうと想像されます。

ポジティブとは積極的=肯定的であることに気づきました。
つまり素直なのです。私の云うことを100%信じて、子供を導いてくれます。

その様なお母さんは明るい。その明るさが子供との練習時に必要なのです。
環境は作るもの。お母さんの存在自体が環境になります。
明るく前向きな環境はお子さんとの二人三脚の取り組みに大いに役立つでしょう。
ポジティブ的思考は子育てにおいて重要な要素であると再認識しました。
どうぞ皆さんも子供を中心に置いて、一歩前で子供の道標になる。
一歩下がってお子さんの背中を押す。
この絶妙なバランスをとりながら、お子さんを育てていきましょう。
一指導者として心から応援しています。

IKUKO

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2021年8月8日日曜日

アスリートの「姿勢」から学ぶこと

こんにちは。IKUKOです。

賛否両論の中で始まったトップアスリートたちの祭典と言われるオリンピック。これまでのオリンピックとは違い、コロナ禍であり、しかも1年間延期され今までには経験したことのないオリンピックとなりました。

昨年延期が決まってからの葛藤の日々のアスリートの様子が多く報道されました。2020年の夏を焦点に必死の思いで練習に練習を重ねてきた者にとって1年間の延期というのは、私たちには想像もできない程の大きな衝撃だったようです。オリンピックに出場できるかもわからず、目標が遠のき果てしなく長い道のりを再度努力をし続けていく決意を導き出す強い精神力と信念、そして感動を観せてもらいました。

毎日素晴らしいアスリートの活躍ぶりを観て、やはり勇気と活力を頂いています。しかし子供たちには、結果ではなくそれまでにどれほどの努力をして頂点まで登り続けたのか、そのためにどのような練習をしたのか、メンタルのコントロールの仕方などを学んでほしいと思います。オリンピック期間中はアスリートたちの声がリアルに聞ける学びの時です。親子でアスリートの発する言葉に耳を傾けて話し合う時間を過ごすことは、大切な教育だと思います。

開幕初日の重量挙げ三宅宏美選手の笑顔が印象的でした。なんと5回目のオリンピック出場。オリンピック選手としての重圧を背負い21年間も努力をし続けてきたのです。今回は思うような結果は出せませんでしたが、結果が判明した時の清々しい笑顔は魅力的でした。21年間怪我と付き合い、自分と向き合い、精神を安定し全てを受け入れてきた三宅選手の笑顔だと思いました。どんな結果でも悔いは無し!素晴らしい人生、素晴らしい笑顔、偉業を成し遂げた三宅選手に大きな拍手を贈りたいです。

オリンピックそしてパラリンピックはまだまだ続きます。ドラマは次から次へと生まれます。その裏側に目を向けて、努力する尊さ、結果に拘ることなくその過程が最も大切であること、そしてその経験が人を育てることを共に学びましょう。学ぶことに遅いということはありませんね。


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2021年5月1日土曜日

♪♪ 発表会の開催報告 ♪♪

こんにちは。IKUKOです。

いつの間にか桜の季節も通り過ぎて5月の風を感じる季節となりました。

去る3月20日に第20回演奏発表会を開催しました。コロナ禍での企画ではありましたが、3年ぶりの開催に大いなる実りを感じました。生徒たちもグループ飛翔のメンバーであることの意識を高めた発表会だったようです。

実は本番10日前には7割の生徒が暗譜が出来ていませんでした。指導側としてはかなり悩みました。しかしここで甘んじてはいけないと思い、8日前に「全員暗譜!!」と号令をかけました。
生徒にはかなりのプレッシャーをかけることとなりました。当日午前中のリハーサルもボロボロで、半ば諦めを覚悟する気持ちでいました。ところが本番は、ほとんどの生徒が程よい緊張と集中力で見事に弾ききってくれました。競うことのない演奏発表会という条件のもと、同じ門下での相乗効果が生まれ、素晴らしい力を見せてくれました。



今回は「私の僕のお気に入り」・・・小学生ソロ 「アンサンブルステージ」・・・幼稚園生〜大学生  「フレッシュコンサート」・・・中学生〜一般ソロ の3部構成でした。
特にアンサンブルステージでは、姉妹などでペアが組めた方はデュオで。コロナ禍のためにペアを組むのが難しかった方は、創作アンサンブルに分かれて演奏しました。

デュオは小さな可愛い生徒さんが多かったので、演奏曲に合わせた衣装を着けての演奏にしました。
大変好評で、後に栃木TVで放映されました!客席からでは見えない演奏中の真顔がアップになり、感激的な記念すべき一つでした。
創作アンサブルは、小学生から高校生まで幅広い顔ぶれでしたので2グループに分かれました。
  「ある日の舞踏会」〜ギロックこどものためのアルバムより〜  12曲  
   赤毛のアン「アンの一日」〜ブルグミュラー25の練習曲〜12曲
を私の創作話に添って演奏しました。ステージではプロジェクターを使ってストーリーと演奏曲をタイアップすべく画像を写し、ファンタジー の世界に導きました。







コロナ禍で行われ、関係者のみの無観客での開催でした。仕方がないとは言え、皆さんにお出で頂けなかったのが残念でなりません。早くコロナが収束することを願います。

今回もプログラム作成、画像選択、司会、進行、足台などステージ準備など全て教え子たちがやってくれました。発表会はグループ飛翔の同窓会みたいなものです。有り難い事に先輩たちが後輩のために駆けつけてくれるのです。よくよく考えてみればグループ飛翔自体がアンサンブルをしているみたいです。そこへ保護者の方も賛同して下さり大きな輪ができています。大変有り難く感謝申し上げます。そして、これからもグループ飛翔に関わる全ての人びとが豊かな気分になって頂けるような発表会を続けていこうと思います。


IKUKOでした。


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2021年3月31日水曜日

2020年度の成果報告

 こんにちは。IKUKOです。

我が家から見える満開の桜が春の訪れを告げてくれています。

家を一歩出れば温かい風と花の香りを感じます。
昨年度の実りの結果を報告する時期が来たのだなぁと感じています。

昨年はコロナに翻弄された一年でした。まさかピティナコンペが開催されないなんて、考えられませんでしたね。コロナ禍で異例の年度明けとなり、その影響で秋から冬にかけてのコンクールは申込者が殺到して、申し込み開始して1ヶ月で定員が満たされる状況でした。のんびりしていた私は、自ら開催するバッハコンクールに1人しかチャレンジする生徒がいないという、これもまた異例の年になりました。(苦笑) この後半のコンクール参加者の動きには驚きました。目標に向かって日々努力をする習慣が身についている方々、抑制の多い生活から自分をパフォーマンス出来ることとしてコンクールを選ばれた方々、いろいろな考えでチャレンジされてきたのだと思います。ピアノはコロナ禍であってもしっかりと根付いているのだなぁと、嬉しく思いました。

では昨年度の実り結果を報告します。
【栃木県ピアノコンクール】
    日本作品部門 C部門  第1位   竹渕賞・ShigeruKawai賞を受賞
    ソロ部門  B級  第2位
    プレ部門  E級  銅賞    D級  銀賞
    デュオ部門  初級A   第1位   ShigeruKawai賞を受賞
    本選出場  4名

【ショパンコンクールin ASIA】
     中学の部   全国大会出場

【ブルグミュラーコンクール】
     小学5・6年の部   東京ファイナル 入選

【日本バッハコンクール】
     オンライン大会   中学B  銅賞

【北関東ジュニアピアノコンクール】
      B過程    ドレミ楽譜出版社賞
      V過程     全音楽譜出版社賞

【北関東ピアノオーディション】
      専門部門   全音楽譜出版社賞

【全日本ジュニアクラシック音楽コンクール】
      高校3年の部     全国大会入選

【日本演奏家コンクール】
       一般A部門   特別賞

【ピティナ・ピアノ曲事典オーディション】
       中山里紗さんが徳山美奈子作曲
       「序の舞〜上村松園の絵に基づく〜」•「ムジカ・ナラ」の2作品が公式採用されまし        た。

今年は数多いコンクールにチャレンジの場を求めて努力を続けました。どんな状況においても、どんな方法であっても歩み続けることが出来た事は貴重な経験だと思います。この一年で順応性と、自分を見つめ磨き続けることを養ったと思います。ピアノ学習者は逞しいです。

進学の報告です。
昨年度の報告をしていなかった分も含めます。
東京大学 理1  •    獨協大学  医学科    •      千葉大学   園芸学部    •      自治医科大学  看護科

開成中学校      •     栃木県立東高校附属中

以上です。今年もピアノを友として努力すること、工夫すること、表現することを学んだ生徒たちが大きく羽ばたいてくれました。後に続く後輩たちのためにも大きく成長して欲しいと願っています。皆んながピアノを続けますと言っています。ピアノは偉大ですね‼️

IKUKOでした。

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2021年2月11日木曜日

コロナ禍での活動報告

 コロナ、コロナと言い続けて早1年ですね。私はこの1年間で良い事が3つありました。


①数年前からほぼ1年中、喉や気管支の不安を抱えて咳に悩まされてきました。ところが今年は、マスクのお陰でしょうか・・全く咳の心配もなく過ごしています。これから始まる花粉症もマスクの力で乗り切れるのでは・・と期待しています。

②生活スタイルが変わり、オンラインが大きな存在となりました。私も必要に迫まれオンラインレッスン・オンラインセミナーを経験しました。時代に乗り遅れる事なくやれた事にホッとしています。セミナーでは参加者の方々は沖縄から北海道の方々でした。当然のことですが、やはり名簿を拝見しました時に驚きとオンラインである事の実感を感じました。

③オンラインのお陰で10年ぶりに、昔の生徒との再会をしました。彼女は中学1年生のときに発病。中学校3年間は何とかレッスンに通っていましたが、遠方という条件もありその後はレッスンに通えなくなりました。
「身体の調子が良いときにはピアノを弾いています!」という報告を時々入れてくれました。心からピアノが好きな彼女でしたから、私も病気と闘いながらもピアノに触れて欲しいと思っていました。
病と向き合って10年。現在はその病と上手に付き合っていくために試行錯誤しているようです。自らがコントロールしながら仕事と趣味のピアノを弾いているそうです。その彼女とオンラインでアドバイスレッスンを始めました。10年ぶりの彼女は
素晴らしい笑顔でカメラの向こうにいました。長時間は身体に負担がかかるという事で20分間の設定で始めましたが、彼女の意欲は旺盛で大曲に挑んでいました。私も10年間心配していた生徒でしたので、このような形で再会を果たし彼女の元気な
笑顔と前向きな姿を見てホッとしました。少しでも彼女に寄り添い、彼女の人生に華を添えてあげたいと思います。

オンラインレッスン万歳!です。この環境でなければ、私がオンラインの世界に足を踏み入れることは100%なかったでしょう。
それが「時代の流れに乗って行くしかない!」という私なりの窮地に立たされた結果、このようなご褒美を頂けたことは嬉しい限りです。私の視野が広がりました。オンラインも悪くない!!


IKUKOでした。

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2021年1月28日木曜日

年始のごあいさつ

新年明けましておめでとうございます。

ご挨拶が遅くなってしまいました。すみません。 昨年はコロナと向き合った1年間でした。そのために、生活や仕事のスタイルも様変わりし、新しい事への挑戦の年でもありました。誰もが初めての経験ですから手探りの状態です。そのような中で、リーダーシップを発揮できるという事は素晴らしいと感じました。一つ一つを決断して采配を振るうには、さぞかし勇気がいる事でしょう。足踏みしていては乗り切れない。情報を集めて怯えていても何も解決しない。日本だけでなく世界中のリーダーが模索した一年だったでしょう。

ふと私は「王は人を知ることで悟る」という言葉を思い出しました。王の周囲にいる者一人一人の性質・特性を知ることにより、周囲の者を活かすことが出来る。そして王自身をも栄える事が出来るというのです。人を活かすも自分を活かすも、お互いを理解してチームワークで協力し合う事が大切なのだと諭された気持ちでした。

世の中の仕組みは人と人との関わりで営なわれます。人を思いやり労り合って、住み良い環境を作る事こそ豊かな人生なのではないでしょうか。そして私たちが愛する音楽が潤滑油としての役割を担ってくれると信じて、日々邁進して行こうと思います。

今年一年 幸せでありますように!!

以上です。宜しくお願いします。


小倉郁子


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