早いもので新緑の5月から、梅雨の走りと季節は様変わりしています。私も慌ただしい毎日を過ごしています。
いよいよピティナコンペも始まりますね。そしてもう一つサプライズがありました。新潟大に教え子が学んでいます。
<生徒さん募集中>土曜日・日曜日、対応可能です。「ピアノ教育は人づくり」をモットーにしています。 utsunomiya.pianosensei@gmail.com までお気軽にお問い合わせください。
早いもので新緑の5月から、梅雨の走りと季節は様変わりしています。私も慌ただしい毎日を過ごしています。
いよいよピティナコンペも始まりますね。三寒四温と申しますが、桜も開花し始めて春らしい陽気です。
子ども達は新学期を迎え、入学・進級に期待を胸いっぱいに抱き登校を待ち望んでいることでしょう。
春から夏・秋に向けての期間は、スポーツや芸術のチャレンジシーズンです。どこで目にした言葉なのか覚えていないのですが、皆さんにご紹介したい言葉があります。寒暖差の激しい3月です。前回の投稿で我が家の庭は福寿草が咲いています!と書きましたが、梅と沈丁花の花が同時に咲き始めました。黄色・白・ピンクと色とりどりの花で我が家の庭も華やいでいます。
梅の開花が遅れているようですが、我が家の梅の木の根本では福寿草が咲き誇っています。
着実に春が近づいています。今回はある受験生の話をしようと思います。
幼い頃から両親の希望でピアノを学んでいたそうです。私のところには4年前に入門しました。彼女はあまり練習するタイプの生徒さんではありません。しかし手が大きく、身体もしっかりとしていて動く指の持ち主です。耳も良く幸せなことにピアノを弾くための条件を満たしていました。そのために最小限の練習で音楽の形を作ることができ、コンクールでも入賞することができました。ピアノしか知らなかった彼女が、中学生になり部活動で剣道を始めました。彼女にとって新境地である剣道。彼女の興味が増大し、2年間で県大会で入賞するまでの実力をつけました。現在は高校受験を目前に控えた中学3年生です。昨年の夏、部活動引退後、塾に通い出しました。英検も受けたことのなかった彼女が、今度は勉強に目覚めました。僅か半年ですが勉強が面白く一途に学んでいます。
ご両親の敷いたレールはピアノでしたが、ピアノで培った基礎力(どんなに短時間であっても毎日練習をすることなど)と、一回の演奏に実力を出し切る集中力を基に、剣道で仲間と切磋琢磨し努力する喜びを知りました。そして現在は勉強に打ち込んでいます。将来は何も見えていないようですが、ピアノも剣道も受験後は復活するそうです。彼女は自らの興味の赴くままに努力をすることを実践しています。
彼女のような育ち方は、今の世の中では珍しいのではないでしょうか。親の考えの元、ピアノを筆頭に英語、スイミング、バレー、サッカーや野球などのスポーツ、プログラミング、習字等の習い事を掛け持ちで学ばせている方々が多いと思います。そこへ学習分野の公文から始まり、小学4年生位から塾通いが始まります。
このような贅沢な教育も大切だと思います。なぜなら子どもが何に秀で、何に興味を示すか分からないからです。それも見つけるために様々な分野の経験をさせるのです。そして高学年辺りで習い事を整理して中学生になります。現在はこのような育て方が主流でしょうか・・。
そのような中で例に挙げた中学生の育ち方は、スッキリとしていてバランスの良い子育てのように思われます。自らが頑張るしかないピアノ、仲間と助け合って努力する喜び、そして義務教育の集大成である学習に没頭する強い意志。学んできた全てに無駄がなく、彼女を形成してきました。
彼女がどんな大人に成長するのか楽しみです。これからもずーっと見守り、見届けていきたい生徒の一人です。
さて2025年度を迎える皆さんは、ピアノ学習をすることで、人としての豊かさ、余裕ある人生を目指してどんな風に学び続けるのでしょう。楽しみです。
IKUKOでした。
朝夕冷え込む季節となりました。その反面紅葉が進み、木々も色鮮やかに彩られています。
晴天に恵まれた11月4日、宇都宮短期大学音楽科の学生に引率してボランティアコンサートに行ってきました。お天気が不安定で、秋晴れの日が少ないのは残念に思います。
でも秋の味覚は十分に堪能していますよ。