大変遅くなりましたが、昨年秋からこれまでの報告をします。
まず、コンクール関係です。
[ブルグミュラーコンクール]小学5/6年生部門 全国大会においてK君が金賞をいただきました。
[日本バッハコンクール]
宇都宮地区大会で小学5/6年C部門で I さんが1位特別賞をいただきました。
全国大会で幼児B部門でO 君が銅賞でした。
全国大会動画審査で一般B部門 早川満世さんが金賞でした。
[ピアノオーデション]
全日本大会 指導者maestro部門において早川満世さんが金賞第1位でした。
全国大会入選のお友達6名でした。
今回も皆さんが真剣に取り組みました。どの生徒も1曲を深く追求することに惜しまない努力と喜びを感じていたと思います。それがコンクールをチャレンジするメリットですね。
*為せば成る為さねば成らぬ何事も* の心境です。
2月18日 王子ホールにてピティナグランミューズ部門の入賞者記念コンサートが
開催されました。
中山里紗さんが堂々とスペイン音楽を情熱的に演奏されました。当日は母校である宇都宮短期大学の学長先生が駆けつけてくださいました。
大変有り難く感謝の気持ちでいっぱいです。
去る2月17日に、反田恭平さんとジャパン・ナショナル・オーケストラと佐渡裕さんの演奏会が開催されました。栃木県総合文化センターメインホール満席の盛大な演奏会でした。
若手を中心とした素晴らしいオーケストラメンバーで、久々のオーケストラ演奏に感動しました。ショスタコーヴィッチのピアノ協奏曲・マーラーの交響曲「巨人」という曲目であったからか、演奏している姿が楽団員全員が踊っているのかのようで、全身から溢れるような表現力でした。若々しく、生き生きとして、ハツラツとしていて・・とどんな言葉を並べてもピタッと嵌ってしまう演奏でした。そこに反田さんのピアノと指揮が鮮やかに色を添え、マーラーは佐渡さんの指揮でオーケストラの魅力を存分に引き出されていました。なんとも言えない至福のひと時を過ごし、クラシック音楽のもつ力を感じました。
反田さんは昨年ショパン国際コンクールで、日本人として半世紀ぶりに2位を受賞されました。ピアニストとしての活動は勿論ですが、オーケストラのための会社を立ち上げ日本だけでなく世界に向けて活動をしているそうです。そしてなお、ショパン国立大学にて指揮の勉強もしている若手芸術家。自分のビジョンを明確にし、それに向けて努力し学び実行していく器の大きさを感じました。。
現代では自分の才能を充分に発揮し最先端の扉を開け続けていく日本人が、音楽の世界だけでなく現れています。イノベーションして自分の価値や創造を世界に発信することが未来を創っていく源となっています。同じ日本人として心から嬉しく思います。このような方々によって導かれる未来は明るいのでは・・と私たちも期待せずにはいられません。その行為には夢があり、驚きがありたくましさを感じます。