松の内は空けてしまいましたが、改めて新春のお慶びを申し上げます。
人生100年時代と一言で言われますが、その時々に求めること、感じることは違うものです。
産まれてから結婚するまでを第一期とするならば、この時期は自分を育てるとき。第2期、子どもが親元を離れるまでの子育ての時期。第3期、自らのキャリアを活かして自分らしさを世の中に発信する時期。第4期、残された老後の過ごし方を考える時期と自らの人生経験から分けてみました。
私はもちろん4期です。体力と相談しながら仕事とのバランスを取り、ゆとりを持って老後を生活したいと思っています。しかし、世の中の状況は厳しい。長引くコロナ禍、年老いた母の介護等、若い時には無かった条件が出てきました。その中でも自分らしさを求めようとすることが意外に難しいことに気づきました。
ここ数年は走り続けてきたので、ゆとりの大切さを痛感しています。ゆとりが無いと優しく慣れないのです。人の話に耳を傾けられないのです。今一番望むことは、年老いた母とゆっくり過ごす時間が欲しい。母に寄り添い話を聞いてやりたい。生きるために、迷惑をかけないように一生懸命神経を使って生活している母に優しくしてあげたいです。母に寄り添うことは、今まで育てて見守ってくれた母への恩返しだからです。
さあ、新しい一年の始まりです。「ゆとりを持つ」これが今年の最大の目標です。どの時代も、お母さんという存在は忙しいのです。ゆとりを持つことは難しいと実感してきました。しかし今ほど「ゆとり」の重要性を感じたことはなかったです。皆さんも人それぞれ立場は違いますが、お子さんのため、家族のために私とともに「ゆとり」を持つことを真剣に考えましょう。
今年もよろしくお願いいたします。
小倉郁子
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