三寒四温と申しますが、桜も開花し始めて春らしい陽気です。
子ども達は新学期を迎え、入学・進級に期待を胸いっぱいに抱き登校を待ち望んでいることでしょう。
春から夏・秋に向けての期間は、スポーツや芸術のチャレンジシーズンです。どこで目にした言葉なのか覚えていないのですが、皆さんにご紹介したい言葉があります。「チャレンジは実力ある者がするもの。実力のない者は背伸びに過ぎない。」
心にぐさっと刺さるような衝撃を受けた言葉でした。
しかし「ごもっとも!!」と納得させられた言葉でもありました。
今回久々にこの言葉を読んでみました。
するとこの言葉にフィットするのは、ある程度お稽古を積んで実力をつけてきた人たちに向けた言葉であることに気づきました。
お稽古ごとを始めたばかりの子供たちには当てはまりません。
ピアノ指導者としての私の経験では、お稽古を始めてから指導者との共通理解ができるようになることや、指導者との共同作業により、聞いてくださる方々に演奏を届けることができるようになるまでに平均5年間を必要とします。
その後、本格的なチャレンジになるのだと思います。
その間のチャレンジは、自分の実力を知るために、そして実力をつけるためのチャレンジなのです。
そこで、この言葉を習得を始めたばかりの子供たち用に言い換えてみました。
「チャレンジは実力をつけたい人がするもの。実力がない者は背伸びをしてでも理想像を知るためにチャレンジする。」
いかがでしょうか・・。
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